砂ろ過+流離方式

カゴマットを効果的に配置することで、砂州へ河川水の流れをゆるやかに導水。本川との間に生じる水頭差による砂ろ過で本川に戻すシステムに加え、多数の木杭を配置することで杭の周辺に生じる流離方式による浄化機能を備えた複合浄化装置です。
■浄化原理と仕組み
■浄化原理と仕組み
(日)カゴマットにより砂ろ過部へ導水します。
(月)本川との水頭差を利用し、自然砂州を用い浸透ろ過します。
(火)木杭の周りの流速を落とし、汚濁物質を沈殿します。
■特徴
- 電気や機械を使わずに砂州や木杭などの自然素材を活用した浄化施設のためメンテナンスがいりません。
- 自然環境に配慮した多自然親水的な設計です。
施設諸元
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施設名 | (13)大輪田地区浄化施設 | |
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位置 | 奈良県生駒郡斑鳩町目安地先 | |
対象河川 | 大和川 | |
完成時期 | 平成14年度 | |
浄化方法 | 砂ろ過 | 流離法 |
浄化水量 | 0.013m3/s | 0.1m3/s |
計画除去率 | BOD83% | BOD40% |
施設規模 | 延長250m |