流域を学ぶ

天ヶ瀬ダム湖岸裸地対策における森林ボランティア「フォレスターうじ」との協働

天ヶ瀬ダム湖岸には草や木が全く生えていない斜面(裸地)が帯状に広がり、景観上大きな問題となっています。また、ダム湖岸の裸地は植物の生育にとって厳しい環境であるにもかかわらず、こうした環境にも耐えうる外来植物が侵入し、外来植物の供給源となっているとの指摘もあります。
そこで、淀川ダム統合管理事務所では天ヶ瀬ダム湖岸の裸地対策として、裸地斜面の緑化に取り組んでいます。

ダム湖岸緑化には周辺環境に配慮し、ダム湖周辺に自生する樹木から苗木を育て(地域性苗)湖岸へ移植することとしています。しかし、地域性苗は自分たちで育てなければならず、苗木の確保が大きな課題でした。

苗木の確保について森林ボランティア フォレスターうじと協働を進めています。 淀川ダム統合管理事務所はフォレスターうじの会員を対象に苗木づくりのための講習会を開催する。フォレスターうじは自分たちが育てた苗木の一部を天ヶ瀬ダムの裸地対策のために提供していただくというものです。

平成24年12月16日(日)、宇治市中央公民館で「苗木づくり講習会」を開催しました。 講習会終了後、会員が育てた苗木を提供していただき、天ヶ瀬ダム湖岸裸地対策に活用させていただきました。

活動日 活動内容
平成24年12月16日 住民協働で天ヶ瀬ダム湖岸裸地対策を推進 -苗木づくり講習会を開催しました-
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