防災 出水報告2006年10月 出水報告(台風23号)

平成16年10月出水報告 瀬田川・野洲川(10月19日〜10月26日)

野洲川について(警戒水位超過)

野洲川流域の大河原雨量観測所で20日17:00時間雨量43mmを記録し、野洲川野洲観測所の水位は上昇を続け、18:00に指定水位を超え1.74mとなった。そのため、19:10水防警報第一号(準備)を発表し、更に19:35には水防警報第二号(出動)を発表した。また、19:50野洲川洪水予報第一号として、彦根地方気象台と合同で野洲川洪水注意報を発表した。野洲観測所の水位は20:00には警戒水位を超え2.93mに達した。その後野洲川の水位は下がったため、21:35に水防警報第三号(解除)を発表し、22:00には2.52mと警戒水位を下回り、22:10野洲川洪水予報第二号として、彦根地方気象台と合同で野洲川洪水注意報の解除を発表した。その後も水位は下がり、翌21日3:00には1.49mと指定水位を下回った。

降り始めからの雨量は野洲川野洲川雨量観測所(10月19日〜10月21日)で144mm、大河原雨量観測所(10月19日〜10月21日)で241mm、水口雨量観測所(10月19日〜10月21日)で114mm、甲賀雨量観測所(10月19日〜10月21日)で107mm、野洲川流域平均流域(10月19日〜10月21日)で138.6mmに達した。

瀬田川について(指定水位超過)

10月21日、野洲川の水位は下降したが、琵琶湖平均水位はなおも上昇し、台風24号が接近する恐れもあったため、琵琶湖水位を下降させる為に洗堰を全開放流することになった。関ノ津水位が警戒水位程度となる見込みであったため、13:30水防警報第一号(待機)を発表した。しかし、関ノ津水位は指定水位を超えたが、警戒水位に満たなかったため、18:00水防警報第二号(解除)を発表した。 琵琶湖平均水位はその後下降したため、25日全開放流を終了し、関ノ津水位は指定水位を下回った。

降り始めからの雨量は琵琶湖流域(10月19日〜10月21日)で158.3mmに達した。

事務所の体制について

時刻
事務所の体制
10月20日 12:00 第一警戒体制
10月20日 18:20 第二警戒体制
10月20日 22:40 注意体制
10月21日 08:30 解除
10月21日 13:20 第二警戒体制
10月25日 14:20 注意体制
10月26日 16:20 解除

雨量について

降り始めからの雨量は野洲川野洲川雨量観測所(10月19日〜10月21日)で144mm、大河原雨量観測所(10月19日〜10月21日)で241mm、水口雨量観測所(10月19日〜10月21日)で114mm、甲賀雨量観測所(10月19日〜10月21日)で107mm、野洲川流域平均流域(10月19日〜10月21日)で138.6mm、琵琶湖流域(10月19日〜10月21日)で158.3mmに達した。

平成16年10月瀬田川出水状況グラフ (クリックで左右1024px版表示・閉じるときalt+c)

平成16年10月野洲川出水状況グラフ (クリックで左右1024px版表示・閉じるときalt+c)

*上のグラフは、クリックで拡大版をご覧になれます。(閉じるときalt+c)

* 雨量・水位は速報値であり、検定されたデータではありません。
* 写真の転載などについては、事前に必ず連絡下さい。


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