浸水想定区域図

琵琶湖浸水想定区域図

琵琶湖開発事業により設置された施設



 琵琶湖の湖岸では、洪水による浸水被害を軽減するために琵琶湖開発事業により、特に地盤の低い一連の地域に湖岸堤が建設され、湛水被害の大きい地区には内水排水機場が設置されています。
  湖岸堤は、B.S.L.+2.6mの高さで築造されており、今回の計算でも琵琶湖の水位がこれを越えることはありません。内水排水ポンプ場は、計画高水位B.S.L.+1.4mまで能力を発揮するように設計されており、今回対象外力とする明治29年9月洪水のような大きな規模の洪水においては稼働しません。

 

 

各排水場の地図
湖岸堤の説明
 湖岸堤は破堤しませんが、琵琶湖の水位が高すぎるため、ポンプも稼働しません。湖岸堤には樋門がありますが、浸水が1か月程度続くため、閉めたままでは内水被害となるため、結局開けっ放しになり、琵琶湖水位とレベル浸水と同じ高さで浸水します。


湖岸堤の説明
湖岸の高さを、琵琶湖水位が上回る地区は浸水。


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