記者発表

河川

【記者発表】加古川水系美嚢川支川志染川吞吐ダム湖内(兵庫県三木市 志染町三津田地先)で油膜を確認(第2報・終報) ~油膜の成分は動植物性油と判明し、原因物質を除去済み~

8月20日(火)に加古川水系美嚢川支川志染川吞吐ダム湖内(兵庫県三木市志染町三津田地先)で油膜が確認され、同日、11時30分頃に油膜の採取を実施しました。
その後、26日(月)に潜水士による原因物質の除去(回収作業)を行い、28日(水)に、採取した油膜の分析調査の結果報告により、漏れ出した物質は動植物性油であることが判明しました。

詳細情報

○ 8月20日(火) 8時00分頃、加古川水系美嚢川支川志染川吞吐ダム湖内(兵庫県三木市志染町三津田地先)でダム堤体から100m上流の湖中から油が浮き出ていることが確認されました。
○ 9時30分頃までに、吞吐ダム管理所(近畿農政局加古川水系広域農業水利施設総合管理所)がダムの取水口の既存のオイルフェンスの周囲に吸着マットを設置しました。
○ 20日(火) 11時30分頃に油膜の採取を実施しました。
○ 26日(月)に潜水士による油膜発生箇所の調査を行った結果、湖底に沈んでいたオイル缶(4L缶)を発見し、回収しました。
○ 28日(水)に、採取した油膜の分析調査の結果報告により、流出物質は動植物性油であることが判明しました。
○ 今回の油流出による下流河川への影響はありませんでした。
○ 特段の状況変化がない限り、これで終報といたします。
※下線を引いている箇所が8月20日(火)の記者発表からの追加点です。

問い合わせ先

(本件水質事故に関する問い合わせ先)
■近畿農政局加古川水系広域農業水利施設総合管理所(吞吐ダム管理所)
・所長
 牛島 義雄  電話 0794-87-3321(代表)
 (加古川水質汚濁防止協議会に関する問い合わせ先)
■加古川水質汚濁防止協議会 事務局(近畿地方整備局 姫路河川国道事務所)
・総括保全対策官
 杉野 史郎 電話079-282-8211(代表)