記者発表

河川

加古川大堰での今後の渇水対応について確認しました。

 加古川大堰の貯水率は、8月8日(金)午前9時現在で100.0%となっています。昨日から加古川流域に28mmの降雨があり貯水率が一時的に回復しましたが、依然として降雨量が例年と比べて少いため、今後も貯水率が下がる可能性がある状況です。

近畿地方整備局 姫路河川国道事務所は、加古川大堰と加古川下流の自治体及び関係利水者等で構成する「加古川下流部渇水調整協議会」において、渇水調整会議を開催し、加古川大堰渇水に対する対応について下記のとおり確認しました。


           「加古川下流部渇水調整協議会」における渇水調整会議の結果概要

 

        渇水対策は継続するが、加古川大堰の貯水率が100%であれば、取水制限は一時解除する。

        加古川大堰の貯水率が90%を下回る場合は、現在実施している工業用水15%、農業用水25%の取水制限を再開する。(※)

        加古川大堰の貯水率が70%を下回る場合は、取水制限を工業用水30%、農業用水33%に強化する。

        水道用水については、自主節水を継続し市民への協力要請を行う。

        加古川大堰の貯水率が50%を下回ると見込まれる場合は、渇水調整会議を開催し、取水制限の内容について協議する。

        限られた水資源を有効に活用し、渇水による影響を低減させるため、引き続き、広く節水へのご協力をお願いしていく。

 

(※)工業用水15%は8月4日から、農業用水25%は8月7日から取水制限を実施

   8月8日4時に貯水率が100%に回復したため、現在は一時解除中。

貯水率については、午前9時時点の数字で判断。

取水制限の実施(再開)は90%もしくは70%を下回った日の翌日18時から実施

   

 <問い合わせ先> 国土交通省近畿地方整備局 姫路河川国道事務所

   ■ 副所長           
(しろ)(たに) (よし)(ひこ)   (内線204)
   ■ 河川管理第二課長    西(にし)  弘幸(ひろゆき)   (内線6021)                  
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079-282-8211(代表)