Q3-8. 駐車料金が無料であり、修繕積立金も非常に低額である。将来何か問題はないのか。

A3-8:

 毎月支払う修繕積立金が異常に低額である場合、大規模修繕工事を行う際に積立金の不足により一時金等の負担が生じるおそれがあります。また、長期修繕計画の見直しに伴い、毎月負担する修繕積立金の値上げを検討せざるを得なくなる可能性があります。

 なお、マンション標準管理規約では、駐車場使用料その他の使用料は管理の費用に充てるほか修繕積立金として積み立てることになっています。どのようにするかは管理組合の判断になりますが、駐車料金を修繕積立金に充てて、修繕積立金の値上げや一時金の額を低く抑えるのも一つの方法です。