口熊野

(国道42号,国道311号)

8. 新庄しんじょう総合公園

新庄総合公園
美術館前花壇

田辺市立美術館や野外音楽堂などの文化施設がある、田辺市最大の都市公園。広大な芝生広場、大型遊具などが設置され、季節ごとの花も咲き誇る市民憩いの公園で、天気のいい週末には多くの家族連れなどで賑わいます。(2006.4.20)
夏にはひまわりが満開になります。また田辺新庄総合公園の「美術館前花壇」は、NPO花つぼみと市民がつくっています。パンジーとビオラが植えられ、見頃は3月〜5月中頃です。

・道の駅「くちくまの」より車で約10分


新庄総合公園(田辺観光協会)
新庄総合公園

写真提供:(公社) 和歌山県観光連盟

ビッグ・ユー

和歌山県立情報交流センター ビッグ・ユー

新庄総合公園の近くに、情報交流センター 「Big・U(ビッグ・ユー)」があります。館内にはパソコン教室・県立図書館などがあります。

時間 9:00〜21:00
定休日 毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日休)、年末年始
駐車場 あり(無料)
距離 道の駅「くちくまの」より車で約10分
TEL/FAX TEL:0739-26-4111 / FAX:0739-26-3822
関連リンク 和歌山県立情報交流センター ビッグ・ユー
line-foot
住民お薦め!
耳より情報

祇園さんの夜見世情報提供:花つぼみ

毎年、7月13日に開催される、田辺市新庄町 「名喜里地区」 伝統行事「祇園さんの夜見世」: 民家の玄関先や軒下に、野菜や草花を材料にした作品が、展示されます。生ものを使用しているので、作品は当日制作され、夕方になると、次々、展示されていきます。
住民は、約400mの路地道を、作品を拝見しながら、そぞろ歩きします。幼稚園児の作品も、大人の方の作品も、それぞれ趣向が凝らされ、見て回わる人々に、ゆったりとした時が流れてゆきます。この「祇園さんの夜見世」は、田辺の民俗無形文化財に指定されています。(2014.7.15)

・道の駅「くちくまの」より車で約10分

夜見世を見て回る住民

夜見世を見て回る住民

なんと!ズッキーニ!

なんと!ズッキーニ!

フラダンス

フラダンス

感じが出てるわぁ

感じが出てるわぁ

遊園地

遊園地

熊野古道は、修行の道

熊野古道は、修行の道

朝日の鐘情報提供:市民の力わかやま

新庄総合公園の中に、際だって目立つモニュメントがあります。鳥居を組み合わせたような朱色の4本の柱と、そこからぶら下げられた一見ホタテ貝のような鐘。これは、上富田町とスペインのバルセロナに工房を持つ音響彫刻家・増田感さんによる作品で「朝日の鐘」と呼びます。いずれも世界遺産である「熊野古道」とスペインの「サンティアゴへの道」が姉妹道提携をした記念に、平成11年に制作されたものです。
ホタテ貝の部分はアルミ合金製で、高さ約2m、幅は1.8m、重さは1.3トンもあります。これを吊している柱はそれぞれ直径60cm、高さは10mで天然のヒバ材を使用しています。ホタテ貝はサンティアゴ巡礼者のシンボルとなっているところから、鐘のデザインとして採用されました。当初「朝日の鐘」と対になる「夕日の鐘」を制作してスペインに設置する案もありました。スペインの緯度と日本との時差を考慮すると、夏場には日本の朝日が見られる時間帯に、スペインでは夕日が見られることから付けられたネーミングでした。
増田感さん作品は、もう一つ中辺路エリアの「清姫の墓」の耳より情報『UFO??』のモニュメント「音の居(おとのい)」があります。(2013.3.29)

・道の駅「くちくまの」より車で約10分

朝日の鐘

朝日の鐘

サンティアゴ巡礼の道と熊野古道を象徴

サンティアゴ巡礼の道と熊野古道を象徴

「アコウ」の木の周りで情報提供:花つぼみ

「内之浦干潟親水公園」の芝生に中に、大きな「アコウの木」の木が2本あります。
一本の周りには、「七人の小人」もう一本の周りには「干支」の置物が飾られています。
シオマネキの欄干や、クジラやカニのレリーフで飾られた、水飲み場、ユニークな椅子など、楽しい発見がいっぱいある公園で、のんびりと遊んでみませんか? 高級感あふれるトイレも整備されています。(2013.3.20)

・道の駅「くちくまの」より車で約15分

アコウの木(干支)

アコウの木(干支)

シオマネキのレリーフ

シオマネキのレリーフ

アコウの木(7人の小人)

アコウの木(7人の小人)

山祇神社の津波の碑情報提供:花つぼみ

1990年頃、田辺市が内之浦湾干潟周辺の公園整備計画を打ち出し、21軒が200m以上離れた高台に、集団移転したことが、先駆的な津波対策だと評価され、2011年の「東日本大震災」以降、マスコミに大きく取り上げられました。災害が起きる前に移転したモデルケースとして、全国から視察が訪れています。ただ、この集団移転は防災対策ではなく、あくまで公園整備に伴うもので、公園の敷地からわずかに外れた同じ地区の住民は移転できませんでした。移転後の21軒が今暮らす場所は最も低いところで海抜6.3m。田辺市のハザードマップで津波の到達は予想されていませんが、「東日本大震災」を見て、『100%の安全はない』と地区全体約400戸を、11エリアに分け、それぞれが近い高台にまず逃げるよう、より実践的な避難訓練を行っているそうです。
「内之浦干潟親水公園」のすぐ前の「山祇神社」の急な階段に「安政津波の碑」と「南海道大地震津波潮位標」が、建てられています。1854年(安政元年)の安政南海地震、1946年(昭和21年)の昭和南海地震で、津波が此処まで到達したのだと思うと、足のすくむ思いがします。(2013.3.7)

・道の駅「くちくまの」より車で約15分

山祇神社の急階段

山祇神社の急階段

山祇神社の鳥居

山祇神社の鳥居

山祇神社の急階段

山祇神社の急階段

鳥ノ巣泥岩岩脈(とりのすでいがんがんみゃく)情報提供:市民の力わかやま

田辺市新庄町鳥ノ巣半島に、国指定天然記念物の「鳥ノ巣泥岩岩脈」があります。この付近の地層は、約1,500万年前に浅い海で形成された砂岩と泥岩の互層からなる堆積層が隆起したもので「田辺層群」と呼ばれています。「泥岩岩脈」とは、大きな地震で表層部が地割れを起こし、地下の泥岩が液状化現象により地上に吹き出し、固化したものです。その大きさは1本の幅が1cmから30cm以上のものまで、長さは最大数百mにも達します。この付近では岩脈帯が幅200〜300m、長さ1,500mに渡って広がっており、その規模は日本一です。石碑の沖合には、南方熊楠で有名になった神島がよく見えます。(2010.10.18)

・道の駅「くちくまの」より車で約20分

「天然記念物鳥巣半島ノ泥岩岩脈」と刻まれた石碑、沖に見えるのは神島

「天然記念物鳥巣半島ノ泥岩岩脈」と
刻まれた石碑、沖に見えるのは神島

付近の海岸には、直線状の泥岩の岩脈が多数見られる

付近の海岸には、直線状の泥岩の
岩脈が多数見られる

内之浦干潟親水公園情報提供:市民の力わかやま

内之浦干潟親水公園

「内之浦干潟親水公園」は、新庄公園を白浜方面に下りたところにあります。満潮時には海になる干潟を中心に持った公園です。干潟にはかわいらしいシオマネキが見られます。
1854年(安政元年)の安政南海地震津波の高さと、1946年(昭和21年)の昭和南海地震津波の高さを表示した、角のようなモニュメントが、この公園の中央部に建っています。両方とも見上げるほどの高さであり、当時の津波の規模に驚かされます。(2009.11.20

・道の駅「くちくまの」より車で約15分

内之浦親水公園の干潟

内之浦親水公園の干潟

干潟のシオマネキ

付干潟のシオマネキ

神様が住む島、神島情報提供:花つぼみ

田辺湾の南東に浮かぶ神島(かしま)は、「おやま」と「こやま」からなる小さな島です。島の照葉樹林には神様が住むと言われ、神の島と崇められてきました。
神島は、生物学上貴重な植物が繁り、南方熊楠も生物の宝庫として好みました。1929年、昭和天皇がここを訪ねられたときには、熊楠が案内をしました。
昔の自然をそのまま残す貴重な島を守るため、島への立ち入りには田辺市教育委員会の許可が必要です。許可があっても行けるのは磯と砂浜までで、森の中は立ち入り禁止です。
扇ヶ浜海水浴場、天神崎からもその姿を見ることができます。(2007.9.9)

田辺湾に浮かぶ小さな島、神島

田辺湾に浮かぶ小さな島、神島

おやま と こやま

おやま と こやま

期間限定「クチナシの花街道」情報提供:花つぼみ

田辺市新庄町「田鶴交差点」のバイパス入口にある「クチナシの生垣」が、花盛りです。国道42号田鶴交差点を通る時、車の窓を開けてみてください。「クチナシ」の馥郁たる香りが漂っています。シーズンは6月から7月、期間限定「クチナシの花街道」です。(2007.6.27)

・道の駅「くちくまの」より車で約10分

クチナシの花街道

クチナシの花街道

クチナシの白い花

クチナシの白い花

日本でただ一つ!「郵便橋」情報提供:花つぼみ

クチナシの花街道

国道42号が上富田町内で富田川を渡るところに架かっているのが、「郵便橋」です。
明治4年(1871年)郵便制度が始まったころ、富田川を渡るいくつかの渡しのうち、ここの渡しだけは郵便物を乗せるために県営で行われていました。明治30年代ごろに橋が架けられてから何度か架け替えられ、現在の橋は昭和33年度完成の5代目で、その由来から「郵便橋」と命名されました。「郵便橋」という名前の橋は日本には一つしかないそうです。
橋のたもとには、両岸ともに「〒」マークと石製のポストのオブジェがあります。また上富田町側(北側)のたもと近くの郵便ポストの上には「郵便橋のいわれ」と書かれた小舟に乗って郵便物を運ぶ人のオブジェ、白浜町側(南側)のたもと近くには「郵便橋物語」と書かれた石碑が立っています。(2007.4.17)

・道の駅「くちくまの」より車で約10分

郵便の渡し舟のオブジェ

郵便の渡し舟のオブジェ

橋のたもとにあるポストのオブジェ

橋のたもとにあるポストのオブジェ

「郵便橋物語」の石碑

「郵便橋物語」の石碑

line-foot