口熊野

(国道42号,国道311号)

7. 道の駅「紀州備長炭記念公園きしゅうびんちょうたんきねんこうえん

道の駅「紀州備長炭記念公園」

写真提供:(公社) 和歌山県観光連盟

道の駅「紀州備長炭記念公園

田辺湾にそそぐ会津川の2つの支流、右会津川と左会津川のうち、右会津川を遡ったところに道の駅「紀州備長炭記念公園」はあります。
紀州備長炭発祥の地と言われている秋津川は古くから炭焼きの里として栄えており、現在も昔ながらの製法の炭焼きが盛んです。
紀州備長炭発見館には木炭の歴史や文化、種類・用途などが分かりやすく展示されている他、喫茶・食堂、春から秋にはバーべキューも楽しめます。地元物産品販売なども行っており、運がよければ炭の窯出し作業を見ることができます。

道の駅「紀州備長炭記念公園」 (近畿 道の駅)
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住民お薦め!
耳より情報

紀州備長炭発見館情報提供:市民の力わかやま

道の駅のメインの建物が、備長炭の資料館「紀州備長炭発見館」です。備長炭の歴史と文化、木炭の歴史と文化、炭焼きさんのくらし、石炭と科学、石炭車、世界の炭・日本の炭他、様々な展示物コーナーがあります。パンフレットによると、スミからスミまでスミ。炭の神秘をスミズミまで解説しています。炬燵やアイロン、火鉢など、見学人がどれを知っているかで、その人の、おおよその年代や、生活背景が分かってきます。
「芸術コーナー」では、繊細なレースや、木の葉等、本当に炭なの?とビックリ!!
備長炭で作った「炭琴」を、自由に演奏できるコーナーもあります。(2013.3.2)

備長炭発見館の展示コーナー

備長炭発見館の展示コーナー

いろいろな備長炭

いろいろな備長炭

梅とミツバチ情報提供:花つぼみ

ミツバチの巣箱

梅畑の梅の木の足元に木箱がたくさん置かれているのにお気づきでしょうか?
梅の木が実をつけるには「受粉」が欠かせません。受粉をお手伝いするのは、ミツバチたち。この時期、梅農家は、養蜂家に頼んでミツバチを放してもらいます。これらの木箱は、ミツバチの巣箱なのです。ミツバチの巣箱が梅畑の下の方に置かれているのは、密をいっぱい吸ったミツバチたちが重い体で巣箱に帰るとき、上に向かって飛ぶより下に降りてくる方が楽だからなんです。

ミツバチ豆知識
★ミツバチ豆知識★

その1:「日本ミツバチ」と「西洋ミツバチ」の違い
日本ミツバチは、たくさんの蜂蜜をとるために改良された西洋ミツバチに比べ、体が小さくデリケートで育てにくいのです。そのため蜂蜜の収穫量も少なく、西洋ミツバチの蜂蜜に比べると5倍ほどの値段がします。それぞれが活発に飛ぶ気温も異なり、日本ミツバチの10℃に対して、西洋ミツバチは12℃です。それでも昨年(2008年)のように、この時期に気温が低すぎると、ミツバチが活発に活動しない→梅の受粉が進まない→梅の収穫量が少なくなる、ということになります。

その2:道中、止まりません
ミツバチたちは、6月になると北海道に旅立ちます。その際、ミツバチたちを載せた車は休憩なしのノンストップです。なぜかというと、ミツバチたちは風がないと弱って死んでしまうからなんです。ほんとにデリケートなんですね。(2009.3.6)

川中口水力発電所(跡)情報提供:市民の力わかやま

川中口発電所は、明治45年5月に設立された川中水力電気合資会社によって建設が開始され、大正6年竣工、翌大正7年に運転を開始しました。出力は160kW。いくつかの会社に経営譲渡され、最後は関西電力の管理でしたが、平成16年2月廃止されました。
今は施設も撤去され、記念碑と案内板、運転開始当時の発電機が残されています。(2009.2.20)

・道の駅「紀州備長炭記念公園」より車で約10分

川中口水力発電所(跡)

川中口水力発電所(跡)

記念碑と案内板

記念碑と案内板

秋津野ガルテン情報提供:市民の力わかやま

農のある宿舎「秋津野ガルテン」が、2008年11月1日に、田辺市上秋津の会津川に近い上秋津小学校木造校舎を改造して開設されました。農家レストラン「みかん畑」では、地域で採れる新鮮な食材で、農村のお母さんたちが心こめて作るバイキング料理を楽しめます。宿泊は6部屋、農産物加工体験教室、都市と田舎の交流室、暮らしの体験室などが完備され、どこか懐かしい田舎での農業体験交流を楽しめます。是非、一度訪れてみたいところです。管理運営は、地元住民が出資した「農業法人株式会社秋津野(資本金4180万円)」が行っています。(2009.2.15)

・道の駅「紀州備長炭記念公園」より車で約15分

秋津野ガルテンホームページ
秋津野ガルテン(田辺観光協会)
宿泊棟

宿泊棟

中庭

中庭

農家レストラン「みかん畑」

農家レストラン「みかん畑」

紀州田辺梅林情報提供:市民の力わかやま

田辺梅林の夕日

写真提供:(公社) 和歌山県観光連盟

南部梅林の隣りが田辺市上芳養石神にある「紀州田辺梅林」です。落ち武者石神禄武と鎮守姫が住んだという伝説が残っている梅の里で、標高400mの大蛇峰と呼ばれている尾根からは、水平線を遠景に白く広がる梅畑を眺めることができます。梅園は2007年は2月4日〜3月4日開園します。
期間中のイベントでは、2月18日に「祝梅祭」として野だてと大正琴の演奏会、豊作祈願のもちまき大会があります。地元産品を販売する「石神市」は2月4、11、12、18、25日と3月4日に開かれます。ほかにも観梅スタンプラリーや子どももちつき大会、太鼓演奏、県外からの宿泊客を招いての梅林ウオーク、福引やクイズなどがあります。
また、白浜観光、白浜第一交通、南部、明光、龍神ユニオンの各タクシー会社が協力し、JR紀伊田辺駅から梅林、紀州備長炭発見館(田辺市秋津川)を巡る2時間のコースを設けています。駐車場(梅林休憩所屋上駐車場は500円、徒歩5分のところに無料駐車場)あります。(2007.1.13)

・道の駅「紀州備長炭記念公園」より車で約20分

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