口熊野

(国道42号,国道311号)

12. 百間山渓谷ひゃっけんざんけいこく

百間山渓谷

写真提供:(公社) 和歌山県観光連盟

百間山渓谷キャンプ村

百間山渓谷(ひゃっけんざんけいこく)は、深い大自然の中に美しい滝や淵が数多くあり、約100mごとに繰り広げられる自然美の競演が見事。

隣接する「百間山渓谷キャンプ村」は、憩いの広場、アスレチックゾーン、バンガローなどの設備があるキャンプ場です。(2006.4.20)(現在 休業中)

・道の駅「ふるさとセンター大塔」より車で約45分

百間山渓谷(一般コース)

南紀の秘境百間山渓谷は、全長6kmにわたって深い原生林に覆われ、奇岩や甌穴(おうけつ)、大小の滝が連なっています。その間をつなぐ渓谷の道には、吊り橋や岩のトンネルなどがあり、沢登りのスリルを適度に楽しみながら、次々に展開する自然のパノラマに感動して飽きることがないのが人気の秘密です。休日には家族づれ、グループの方々で賑わっています。
ハイキングコースには一般向けと健脚向きの2つがあります。下流から「かやの滝」「ふたおい釜」「雨乞いの滝」、そして「犬落ちの滝」までのおもだった滝を見るだけでしたら、一般コースで十分楽しめます。所用時間も2時間程度ですから、初めての方にはお勧めです。

ふたおい釜

「ふたおい釜」は滝壺(釜)に蓋をかぶせたように大きな岩が覆いかぶさっています。
「雨乞いの滝」(右上の写真)は落差10mで、かつて日照りが続くと、ここで神楽をあげ雨乞いをしたようです。
「犬落ちの滝」は、落差30mともっとも高く、大変優美な姿をした滝です。昔イノシシ狩りに来た犬が転げ落ちたことからこう呼ばれるようになったそうです。
「かやの滝」は以前滝の上に樹齢300年というかやの大木が生えていたことが名前の由来です。

雨乞いの滝

雨乞いの滝

犬落ちの滝

犬落ちの滝

百間山渓谷

かやの滝 写真提供:(公社) 和歌山県観光連盟

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住民お薦め!
耳より情報

艇庫「合川カヌーポート」情報提供:市民の力わかやま

合川ダムから前の川を少し上流に行ったところに、艇庫「合川カヌーポート」があります。ここでは「とみさと木楽館カヌー工房」で完成したカヌーを有料で保管してくれます。艇庫のすぐ下の前の川は、流れも穏やかで水も綺麗なので、初心者でも安心して楽しむことが出来ます。管理はすぐ隣の「大塔山遊館」が行っており、こちらに宿泊することも、近くのキャンプ場を借りることもできます。(2010.9.18)

・道の駅「ふるさとセンター大塔」より車で約35分

とみさとくらぶ
艇庫「合川カヌーポート」全景

艇庫「合川カヌーポート」全景

前の川でカヌーを楽しむ

前の川でカヌーを楽しむ

赤木渓水郷(あかぎだにすいごう)情報提供:市民の力わかやま

国道311号から鮎川新橋を渡り、百間山渓谷方面に県道221号を約1.5km進むと、右手に「赤木渓水郷」、「流しそうめん」の案内板が見つかります。
 ここでは渓流の豊かな清水を利用してニジマスと鮎の養殖がされていて、塩焼きやあらいにして出してくれます。また、自分で釣り上げた魚をその場で料理してくれるのも、ここならではのサービスです。渓流の涼しい風をうけて食べる流しそうめんの味もまた格別です。(2010.7.25)

・道の駅「ふるさとセンター大塔」より車で約10分

赤木渓水郷景

赤木渓水郷

鮎の養殖池で釣りを楽しむ人

鮎の養殖池で釣りを楽しむ人

渓流沿いの開放的なお店

渓流沿いの開放的なお店

合川ダムとおおとう山遊館情報提供:市民の力わかやま

川ダムとおおとう山遊館

日置川、前の川、将軍川の合流点にその壮大な姿を見せるア ーチ式ダムが、殿山ダムです。地元では合川ダムと呼ばれる「日本で初のドーム型アーチダム」と言われる、アーチダムとして最も古いもののひとつです。ダム湖ではヘラブナ、ブラックバス等の釣りが 楽しめ、毎年各種釣り大会が開催されます。このダム湖のほとりにある、文字通り大自然の中の湖山の宿が「おおとう山遊館」です。鮎は勿論、猪や鹿の肉も食べられます。(2007.3.24)

・道の駅「ふるさとセンター大塔」より車で約30分

百間山渓谷

百間山渓谷 写真提供:(公社) 和歌山県観光連盟

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