６月の環境月間では、事業者及び国民に環境保全についての関心と理解を深めてもらうことを目的に、国、地方公共団体等において各種の催し等が毎年、実施されています。今年度、近畿地方整備局では、兵庫県・豊岡市において平成１７年に試験放鳥を予定しているコウノトリに関するパネル展示を開催します。
かつては人々と共存していたコウノトリは、昭和４６年、兵庫県但馬地方を最後に日本の大空から姿を消してしまいました。現在、兵庫県や豊岡市、地元のNPOの人々を中心に、人と自然の共生できる地域の創造をめざしコウノトリの野生復帰を推進しており、平成１７年には試験放鳥も予定しています。また、近畿地方整備局においてもコウノトリの住みやすい環境の再生を目指すため、湿地の保全・再生や河川・水路・水田に連続性を持たせるなど、円山川の自然再生に取り組んでいます。
今回のパネル展示は、これらの保護、増殖に向けての取り組みをはじめ、コウノトリの生態や歴史等を紹介することにより人と自然の共生できる環境づくりに向けて、普及啓発を行うことを目的としています。
 開催期間 | 平成１６年６月１日（火）〜６月１４日（月）
＜最終日は午前中のみ＞ |
| 開催場所 | 大阪梅田 曾根崎ジオフロント 地下遊歩道「そねちか」
（国道２号地下歩道内、ＪＲ北新地駅東改札東側） |
| 展示内容 | コウノトリの生態、歴史や保護、増殖に向けての取り組み等のパネル（約５０点） |
| 主 催 | 国土交通省近畿地方整備局 |
| 協 力 | 兵庫県立コウノトリの郷公園 |
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