コウノトリを身近に感じることができる豊岡の子供たち以外にも、コウノトリを野生に復帰させることの大切さをわかってもらうことを目的に、 平成16年度環境月間行事『コウノトリといっしょに自然とふれあおう』を開催した。
当初大型バス2台を予定していたが、90組252名の応募があり、急遽バスを3台に変更。
最終的に33組93名の参加者と10名のスタッフで豊岡を訪れた。
現地では、コウノトリの郷公園やNPO法人コウノトリ市民研究所の方々のご支援、ご指導をいただき、今回の会を無事成功に終わらせることができた。


片道3時間のバスの中では、整備局の事業紹介の後、コウノトリの生態、歴史や保護、増殖に向けての取り組みをビデオやクイズを通して勉強。
スタッフからのクイズに必死に手をあげていた。

到着後、郷公園の館長より、挨拶を兼ねて、郷公園の概要やコウノトリ野生復帰に向けての取り組みについて説明。
その後、コウノトリを見ながら昼食。

霧雨の降る中だったが、網とバケツを受け取った子供たちは田んぼの中へ。
NPOコウノトリ市民研究所の方の指導のもと、時間が過ぎるのを忘れてみんな珍しい生き物を捕まえようと一生懸命だった。

NPOの方から、今日の結果報告。みんなで集めてきた生き物は全部で27種類。
「○○捕まえた人ー?」という呼びかけにみんな嬉しそうに手をあげていた。
最後にコウノトリについての質問を受け付けると、子ども達や保護者から次々と質問がでてきた。


参加者から一言

(子供から)
★コウノトリが環境に関係しているのだということが勉強になった。
★はじめてコウノトリを見れてあんなきれいな鳥が空に野生で飛んでいたらきれいだろなと思った。
★今までは新聞か本でしか見れなかったから、会えてよかった。
★次は「八五郎」が見たいです。   
(保護者から)
★人間として地球と共生していけるようになりたいと思います。
★コウノトリが自然に近い状態で暮らしてて、みんなでコウノトリの住みやすい環境づくりをしていることに驚きました。
★遠く吹田からも少しでも自然や環境にやさしいことのお手伝いができたらいいなと思います。
★コウノトリを大切に守っている人たちが沢山いることを知りました。
★子供には自然が必要だということが勉強になりました。
★自然の大切さと人々の取り組みが勉強になりました。






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