コウノトリが生息している豊岡市を訪れ、コウノトリにふれあい、豊岡の自然にふれあうことで、コウノトリと人とが共存できる環境について考えてもらうことを目的に、平成17年度環境月間行事『コウノトリといっしょに自然とふれあおう!』を開催しました。
大阪府や阪神地域の親子連れ77名(内子供36名)の参加者が大型バス2台に分乗し豊岡市のコウノトリの郷公園に訪れました。道中、平成16年度に台風の被害を受け破堤した円山川の堤防を通り、周辺で発生した災害の状況・復旧への取り組みを学習しました。
現地では、コウノトリの郷公園やNPO法人コウノトリ市民研究所の方々のご支援、ご指導をいただき、今回の会を無事成功に終わらせることができました。


 
片道3時間のバスの中では、整備局の事業紹介の後、コウノトリの生態、歴史や保護、増殖に向けての取り組みをビデオやクイズを通して勉強。
スタッフからのクイズに必死に手をあげていました。
また、災害現場を通りながら、被害の状況や復旧への取り組みを説明した時には真剣に窓の外に目をやっていました。
 
 
   


 
到着後、郷公園の館長より挨拶があり、その後コウノトリを見ながら昼食。初めて見るコウノトリの姿を、必死にカメラに納める子供の姿も見られました。
昼食後、郷公園の概要やコウノトリ野生復帰に向けての取り組みについてスライドやビデオで説明。
 
 
   


 
晴天の中、網とバケツを受け取った子供たちは田んぼの中へ。
はじめは恐る恐るだった子供たちも、慣れてくれば服が汚れるのも気にせずはしゃいでいました。
NPOコウノトリ市民研究所の方の指導のもと、時間が過ぎるのを忘れてみんな珍しい生き物を捕まえようと一生懸命でした。
 
 
   


 
市民研究所の方から、今日の結果報告。みんなで集めてきた生き物は全部で24種類。
「○○捕まえた人ー?」という呼びかけにみんな嬉しそうに手をあげていました。
 
   


 
     


参加者から一言

(子供から)
★とてもおもしろかった!コウノトリになってみたい。
★コウノトリを見れていろんなことがわかった。
★コウノトリをもっと大切にしようと思いました。
★どろんこになったけど、おもしろかった。
★田んぼの学校はおもしろかったです。来年も参加させて下さい!!

(保護者から)
★学校では教えてもらえない『生きた勉強』をさせてもらえたと思います。
★コウノトリの野生復帰と自然再生を知ることが出来ました。
★子供が田んぼを気に入っていたので嬉しかったです。
★農薬等で田んぼの生物が減ることは環境にもすごく関係するなぁと感じました。
★泥に入り、生き物をつかまえ、子供がとても楽しそうでした。もちろん私も楽しかったです。また是非参加したいと思います。
★洪水の怖さが改めて分かりました。






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