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「地球のためにいいことしよう」と、 |
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アマモ移植し、大阪湾にダイビングスポットを |
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アマモ移植? 詳しく教えてください。アマモは浅瀬に生える海草の一種で、かつては大阪湾奥のあちこちに群生していました。アマモ場は、魚が卵を産んだり、稚魚が生育し、餌を探しにやってくる大きな魚から小さな魚が身を守るための隠れ家。まさに「海の揺りかご」だったんですが、埋め立てが進み、浅瀬に砂地がなくなった昭和30〜40年代から激減。これを、移植によって取り戻そうという試みなんです。 |
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具体的にはどんな作業を?
「アマモ育苗キット」というのがあり、市民グループなどが育てています。2、3ヶ月で移植可能な5〜10センチほどになるので、それを泉南市の垂井サザンビーチとせんなん里海ビーチなどへ手植え。また、アマモ種子を付着させた「播種シート」の設置も行っています。 |
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ダイバーだから、浅瀬での作業など得意中の得意?(笑)
それはもう(笑)。アマモは窒素、リンを吸収し、光合成も行うので、水質浄化を促すばかりか、地下茎を伸ばすことにより海底を安定化させる役目も期待できるんです。まだまだ始まったばかりで、移植後のモニタリング調査も行っていますが、定着率は1割以下です。でも、30年くらい経つと効果を発揮し、大阪湾にダイビングスポットが出来るのも夢じゃない。それに、こういった活動を行うことで、海の環境ひいては海につながる川や山の環境に興味を持つ人が増えてくれればいいなと思って。 |
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このニュースレターのタイトルじゃないですが、「ぼちぼちいこか」なんですね。
はい。モニタリング調査で、自分たちが移植したアマモが育っていると飛び上がるほどうれしい(笑)。楽しみながら、ぼちぼちやっていきたいと思っています。 NPO法人CAN(環境教育技術振興会) |
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