河川の仕事

森松 貴志
高水敷(河川敷)を適正に管理し、洪水リスクを軽減

川の水が常に流れている場所から一段高い高水敷(河川敷)には、橋梁などの工作物が設置され、洪水時に流出して堤防に損傷を与えるリスクがあります。そこで高水敷を河川区域に指定して適正に管理するとともに、河川法に基づきリスクをもたらす工作物かどうかの許認可業務を行っています。河川区域に指定すると私有地でも規制がかかり、土地所有者から厳しい意見をいただきます。粘り強く説明し、理解していただくことが大切です。工作物の設置を許可できない場合も杓子定規に対応するのではなく、どうすれば許可できるかを考え、アドバイスするように心がけています。すべては地域の安心・安全のため。やりがいと誇りを持って取り組んでいます。

災害発生時に万全な体制をとれる河川管理を

由良川の堤防除草、護岸や樋門等の修繕や河川管理施設の点検、河川巡視により河川敷地の管理等を行い、災害発生時に万全な体制をとれるよう河川管理を行っています。また、河川法にもとづき、河川使用などの占用に関する許認可業務を行っています。

事業の詳細はこちら
近畿地整の仕事TOPに戻る