港湾・空港の仕事

波戸岡 浩平
防波堤を撤去して「みなと」のリニューアル
「阪神港」の機能強化による物流の効率化や、緊急時の代替機能確保などを目的とする大阪湾岸道路西伸部に関連する港湾事業に携わっています。大阪湾岸道路を六甲アイランドから長田区の駒栄まで延伸するにあたり、支障となる防波堤を撤去する必要があり、その工事の発注と監督を行っています。戦後まもなく造られた先人たちの英知が凝縮された防波堤だけに感慨深いものがあります。資料や撤去工事の事例が少なく、実態の把握に始まり、安全で効率的な施工方法の検討など、土木技術者としての仕事の醍醐味は十分。日本地図に新たに書き加えられ、百年先の「みなと神戸」を象徴する施設となるビッグプロジェクトに関われることに責任とやりがいを感じています。

国際競争力を強化し、アジアを中心とした世界のゲートウェイを目指す

国際コンテナ戦略港湾である阪神港において、ハブ機能を強化し、国際基幹航路の維持・拡大を図ることを目的として、既存岸壁の延伸、増深改良などの機能強化を実施しています。コンテナ船の大型化に対応した国際標準仕様(水深・広さ)を有するコンテナターミナルとしての機能を確保します。
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