走行型計測技術による道路トンネル健全性評価の実用化研究

京都大学大学院 工学研究科教授 大西有三
プロジェクトリーダー
大西 有三
関西大学 特任教授
(京都大学 名誉教授)
参加メンバー
  • (株)ニュ−ジェック
  • 綜合計測(株)
  • エヌ・ティ・ティ・インフラネット(株)
  • パシフィックコンサルタンツ(株)
  • (株)ウエスコ
  • アーステック東洋(株)
  • 応用地質(株)
  • 三井住友建設(株)
  • 三菱電機(株)
  • 環境総合テクノス
  • 関西工事測量(株)
  • 計測検査(株)
  • (株)鴻池組
  • (株)ダイヤコンサルタント
  • 中電技術コンサルタント(株)
  • 京都大学大学院工学研究科、金沢工業大学
  • 国土交通省 近畿地方整備局
    (道路部、福井河川国道事務所、近畿技術事務所)

研究の目的

社会資本の根幹をなす道路資産の効率的な維持管理が必要とされる中、補修等が困難な道路トンネルに対する検討が課題となっているため、 走行型計測技術を用いた道路トンネル健全性評価手法及び評価基準について研究を行う。

研究の概要
研究風景

既存の道路トンネルを適切な時期に補修・補強をするために、道路トンネルの健全性を評価する実践的な技術が必要とされている。

トンネルの変状及び変形をより効率的に、的確かつ客観的に把握する技術として、走行型画像計測(MIS)と走行型レーザー計測(MMS)がある。

本研究では、上記計測機器を同一車両に搭載したMIMMを用いて、既存トンネルでの走行計測、健全性評価を実施し、トンネル走行型計測における評価方法、評価基準の検討を行った。

今後、実用性を高め、トンネル維持管理の充実化に寄与できることが、社会資本整備全般に向けた本プロジェクトの総意である。


                                                  走行型トンネル計測車両(MIMM)

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研究期間
平成25年7月9日研究成果報告会
平成22年7月〜平成25年3月