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―平成19年度―

■西田井ワンド鳥類調査結果・速報(秋の渡り期)


1.調査実施内容


表1 調査実施内容

調査項目 調査年月日 調査時間 天候 日の出時刻
秋の渡り調査 平成19年10月5日 6:25〜13:30 曇り時々晴れ
(一時雨)
5:56

2.調査方法

(1)ラインセンサス法
設定された調査ルート上を時速1 km程度の早さで歩き、確認される鳥類を記録した。
(2)定点記録法
設定された計4定点から30分間ずつ観察を行い、確認される鳥類を記録した。


3.調査結果

●今回の調査によって、11目19科29種の鳥類が確認された。
●ワンドの水面や水際では、カルガモやカイツブリ、バン(幼鳥)などが確認されたほか、アオサギやカワウの採餌が観察された。
●草地ではモズ、ノビタキ、セッカなどが確認されたほか、ホオジロの採餌が見られた。
●確認種のうち重要種は、チュウサギとミサゴの計2種が該当する。ミサゴは餌を運搬しながら上空を飛翔通過した。

4.西田井ワンドの風景


西田井ワンドの風景

5.確認された主な鳥類


ミサゴ ノビタキ カワウ
ミサゴ ノビタキ カワウ

表2 西田井ワンドで記録された鳥類(秋の渡り期)

No. 目名 科名 和名 重要種の選定基準
@ A B
1 カイツブリ カイツブリ カイツブリ      
2 ペリカン カワウ      
3 コウノトリ サギ アマサギ      
4 ダイサギ      
5 チュウサギ   NT NT
6 アオサギ      
7 カモ カモ カルガモ      
8 コガモ      
9 ヒドリガモ      
10 ハシビロガモ      
11 タカ タカ ミサゴ   NT NT
12 トビ      
13 キジ キジ キジ      
14 ツル クイナ バン      
15 チドリ チドリ ケリ      
16 ハト ハト キジバト      
17 ブッポウソウ カワセミ カワセミ      
18 スズメ セキレイ キセキレイ      
19 ハクセキレイ      
20 セグロセキレイ      
21 ヒヨドリ ヒヨドリ      
22 モズ モズ      
23 ツグミ ノビタキ      
24 ウグイス セッカ      
25 ホオジロ ホオジロ      
26 ハタオリドリ スズメ      
27 ムクドリ ムクドリ      
28 カラス ハシボソガラス      
29 ハシブトガラス      
ハト ハト ドバト(カワラバト)      
  11目 19科 29種 0種 2種 2種

※和名・配列は、「日本鳥類目録改訂第6版(日本鳥学会、2000年)」に準拠した。

(重要種の選定根拠)
@「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」で選定されている種
A「レッドリスト鳥類」(平成18年12月改訂版、環境省)の掲載種

EX:絶滅、EW:野生絶滅、CR:絶滅危惧TA類、EN:絶滅危惧TB類、VU:絶滅危惧U
NT:準絶滅危惧、DD:情報不足、LP:絶滅のおそれのある地域個体群

B「保全上重要なわかやまの自然」(和歌山県環境生活部、平成13年3月)の掲載種

EX:絶滅、CR:絶滅危惧TA類、EN:絶滅危惧TB類、VU:絶滅危惧U類、NT:準絶滅危惧
DD:情報不足、SI:学術的重要、LP:絶滅のおそれのある地域個体群


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