総合治水ものがたり

集中豪雨!どうしよう!どうなった?
「ためぴょん一家、洪水に遭う!」の巻 (平成19年7月出水)
平成19年7月17日に大和川では8年ぶりに大きな洪水があった。そのとき、ためぴょんたちはどうしていたのかな?

洪水のときは、川の水が住居地側に流れ出さないように、樋門を閉じます。

ためぴょん :
ためぴょんはため池にいたよ。すごい雨で、ため池に水がどんどんたまっていった。あの日は大変だったよ。降った雨が、ため池にたまらず直接、川に流れていたら、さらにひどいことになっていただろうね。

チッスィ :
ためぴょんはもうベテランしずくだから、洪水のときにどうすればいいかよくわかってるね。さすが!

リッキーとチッスィ :
私たちは防災調整池で一休みしてから、川に行ったんだけど、川の水面は、一気に上がっていたね。

不毛田樋門堤内(堤防の居住地側)

三代川合流点付近下流側


ためぴょん :
そうだよ!今回の洪水では、奈良県王寺町の藤井という場所では1時間に246cmも水面が上がったんだって。

リッキー :
1時間に246cmも!すごい雨だったんだね!
1時間に246cmも!すごい雨だったんだね!
ところで、洪水が起ったときのために、みんなはどうしているのかな?


総合治水博士 :
国、県、市町村が力を合わせて、総合治水対策を行っています。
しかし最近は、皆さんも感じているかと思いますが、集中豪雨が増えています。総合治水で考えているよりも大きな雨が降るかもしれません。

しかし最近は、皆さんも感じているかと思いますが、集中豪雨が増えています。総合治水で考えているよりも大きな雨が降るかもしれません。

チッスィ :
なるほど~!やっぱり自然はあなどれないね。
なるほど~!やっぱり自然はあなどれないね。
自分の身は自分で守るということも忘れちゃいけないね。


総合治水博士 :
そうですね。やっぱり、防災の主役は地域のみなさんですから、積極的に自分のできることを行っていただきたいですね。このHPにも、洪水になった時に、どのようなところが水につかるか示した『浸水想定区域図』などがのっていますから、日頃から見て、準備をしておいて下さい。そして、いざというときには、勇気を持って逃げて下さいね。

リッキー :
うん。洪水を実際に体験したのは初めてだったし、ほんとに怖かった。いざというときのために、自分自身が積極的に行動しなくちゃね。