天ケ瀬ダム 再開発事業
天ケ瀬ダム再開発事業 Q&A事業の目的について計画内容について環境保全の考え方についてダムの安全性について

ダムの安全性について

1. 天ケ瀬ダムやトンネル式放流設備をつくるところは、地質的に安全か。
A
ダムの建設にあたって、ダム位置やダム本体の基礎地盤に影響を与える活断層が存在する場合には、ダムの建設はしないこととしています。また基礎地盤に断層がある場合については、必要に応じて基礎処理を行い強化することにしています。
なお、天ケ瀬ダムを建設した際に確認している断層(F−0断層)については、活断層ではなく、天ケ瀬ダム建設当時に基礎処理をしています。天ケ瀬ダム再開発事業においては、このF−0断層沿いの弱部についてはトンネル周辺地盤の補強を行います。
また、トンネル掘削によるダム本体への影響については、ダム構造設計検討委員会で、トンネル掘削位置がダム本体端部よりどの程度離れれば影響がなくなるのかを検討しています。ダム本体端部より100m離れると基礎岩盤の応力変位の影響を受けなくなります。トンネルの離隔距離は150m以上確保する予定であることから安全と考えています。
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2. トンネル式放流設備から流木やごみは流れてこないのか。
A
天ケ瀬ダム貯水池内に流れ込んでくるゴミは、流木は少なく水草や家庭ゴミが主なゴミとなっています。
ゴミを捕獲する網場等をダムの上流側に設置することで、トンネル内にゴミが流れ込まないようにします。
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