琵琶湖開発事業の効果

琵琶湖開発事業で実施した治水および利水対策の効果によって、洪水や渇水の被害が大きく軽減されるようになり、1994年の渇水や、1995年の洪水においても、以前のような深刻な被害は発生しませんでした。 今回は、1995年の洪水における事業の効果についてご紹介しましょう。

1995年の洪水では、

1972年以来の高い水位B.S.L.+0.93mを記録しました。

ビニールハウス
湛水したビニールハウス

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全開放流の洗堰
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ビニールハウス湖岸堤による浸水の防止、
内水排除ポンプによる湛水期間〈水につかる期間〉の短縮、瀬田川の浚渫による疎通能力の高まりなどの効果で……

淀川下流はもちろん琵琶湖周辺でも湛水期間が大幅に短くなり、被害を少なくすることができました。

湖岸堤で止められる琵琶湖の水
湖岸堤で止められる琵琶湖の水
田畑
内水排除ポンプの働きで長時間の湛水をのがれた田畑

琵琶湖水位と内水位の変化

断面図

たくさんのお便りをありがとうございました。

楽しい記事読ませていただきました。フナの刺身に卵をまぜた品はよく食べています。ビワマスは未だ食した事なく、今から早速と思っています。ブルーギルの魚醤はうれしいニュースです。我家でも「ゴーヤチャンプル」にナンプラーを常備しております。一日も早く市販される事待っています。ブルーギルも少し肩身を広くしてよろこぶことでしょう!!

(滋賀県 S.S)

毎号楽しく読ませてもらっています。おいしい自然の幸というと、どうしてもまず海、そして、山ときて、川はついつい忘れられがちなのですが、今月号で、がんばっている川の幸も再認識いたしました。フレーフレー川魚!!

(大阪府 A.K)

琵琶湖に関する季刊誌があることを初めて知りました。内容も環境問題と観光ガイド的なものがうまく混ざっていて読みやすかったです。1ページ目のカワウの絵もきれいです。また魚醤も鍋物料理に最近使うようになり、琵琶湖産のものもいつか使ってみたいなぁ、と思いました。

(東京都 I.M)

大型客船にのって琵琶湖の自然を学ぼう!!

淀川水系流域委員会

淀川水系流域委員会夏の一日、親子で大型客船にのって、琵琶湖のかけがえのない自然とふれあい、水の大切さを学びませんか。今年の「親と子の琵琶湖たいけん教室」は、大津港を出港し、南湖から北湖をめぐり、ふたたび大津港に戻るコースです。

応募締切日 6・30(当日消印有効)

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実施概要

主催: 水のめぐみ館 アクア琵琶、
国土交通省 琵琶湖河川事務所、
独立行政法人 水資源機構 琵琶湖開発総合管理所
日時: 7月24日(土)午前9時〜午後5時
内容: 船で琵琶湖を周遊。
船上で水質調査を体験、琵琶湖の自然などに関する講座を聴講します。

実施工程

午前9:00 大津港集合(時間厳守 8:30受付開始)
午前9:30 大津港出航
琵琶湖の総合自動観測所の船上観察、
多景島付近周遊、安曇川沖へ。
北湖の中央で水質調査を実施。
昼食の後、船内講座等。
午後4:00 大津港帰港 解散(予定)

※天候や瀬田川の状況により、出港や帰港が大津港に変わることがあります。

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募集要項

参加資格: 小学生(4・5・6年生)1名と保護者1名の2名で参加できる方。
参加料: 無料(ただし、集合場所までの往復の交通費は各自でご負担願います)
昼食は各自ご持参ください。
募集人数: 50組・100名
応募方法: 往復ハガキに、お二人のお名前・年齢・住所・電話番号を明記の上、下記の宛先までお送りください。
(当日、携帯電話を持参する方は、携帯電話番号もご記入ください)
〒520-2279 滋賀県大津市黒津4丁目2番2号
水のめぐみ館 アクア琵琶「親と子の琵琶湖たいけん教室」係 TEL.077-546-7348
応募締切日: 6月30日(当日消印有効)
結果発表: 応募多数の場合は抽選の上、当選の方に返信用ハガキにて詳細とともに連絡いたします。

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