アクア琵琶で水質測定を体験しよう!
アクア琵琶では、夏休み期間中、川や琵琶湖に関するさまざまな疑問や質問にお答えする『夏休み自由研究相談』コーナーを開きます。また、このコーナーでは、試薬や試験紙などを使い、水質測定を体験することもできます。さらに、8月3日からスタートする『夏休み特別たいけん講座』では、プランクトンやさまざまな鉱物などを観察することができます。楽しみながら自然を学び、夏休みの宿題にも役立つイベントに、ぜひご参加ください。
主催: | 水のめぐみ館 アクア琵琶、 国土交通省 琵琶湖河川事務所、 独立行政法人 水資源機構 琵琶湖開発総合管理所 |
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対象: | 小学生とその保護者の方 |
日時: | 7月21日(金)→8月31日(木)、随時受付 |
定員: | 若干名 |
場所: | 1階 エントランスホール |
主な内容: |
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琵琶湖・瀬田川のプランクトンかんさつ勉強会
- 講師:本多登美子 先生
- 日時:8月3日(木)、11日(金)、26日(土)
身近な川の水しらべたいけん会
- 講師:山崎久勝 先生
- 日時:8月2日(水)、17日(木)、25日(金)
田上山や滋賀県南部の岩石・鉱物かんさつ勉強会
- 講師:平尾藤雄 先生
- 日時:8月9日(水)、8月23日(水)
対象: | 小学生 |
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定員: | 20名(午前10名、午後10名) |
場所: | 3階 閲覧室他 |
時間: | 午前10時30分〜11時30分、午後2時30分〜3時30分 |
予約: | 下記の電話・FAXで受け付けています。 |
※なお、先着順で定員に達し次第、締め切りとさせて頂きますのでご了承ください。
びわこのさかなをふやそう!in 太田
〜ニゴロブナ仔魚の水田への放流イベントを開催〜
平成18年6月1日、高島市立静里なのはな園の園児64名によるニゴロブナ仔魚の水田への放流イベントを高島市新旭町太田区との共催で開催しました。
みちぶしんミュージカル「カントリーチャレンジャー」
イベントでは、なのはな園の指導員である上原和男さんから、田んぼには虫や魚やカエルなどたくさんの生き物がいること、今日放流するニゴロブナの仔魚は子供の指くらいの大きさにまで成長して琵琶湖へ帰っていくことなどのお話を頂いた後、ふ化して数日(体長数ミリ)の仔魚9〜10万尾を水槽からカップですくい取り、ひとりひとりバケツに入れ、全員が田んぼのアゼに一列に並んで一斉に放しました。園児たちは仔魚が水田を元気良く泳いでいく様子を見つめていました。
![]() 上原さんの説明を聞く園児たち |
![]() 放流する仔魚をみんなでわけあう |
また、昨年ふ化したフナや田んぼ池でほ穫されたエビなどを手でさわってみるなど楽しい時を過ごすことができました。
この取り組みは、魚類等の生息・繁殖環境を創出するために、水資源機構が行っている、「田んぼ池」試験の一環として、近隣水田へのニゴロブナ仔魚の放流作業(約84万尾、約3ha)について、園児らにも体験していただいたものです。
放流した仔魚は、プランクトンなどを食べて、1ヶ月程の期間に2〜3cmに成育し、水田脇の排水路を通って、琵琶湖に流下します。
![]() 田んぼへ仔魚の放流 |
![]() 「田んぼ池」の前で記念撮影 |
皆さんありがとうございました
この取り組みには、滋賀県水産試験場・(財)滋賀県水産振興協会・太田農事改良組合・太田ほ場整備管理委員会・琵琶湖と田んぼを結ぶ連絡協議会のご協力をいただきました。
お問い合わせ
- 独立行政法人 水資源機構 琵琶湖開発総合管理所 環境課
- TEL.077-574-0680(代) FAX.077-574-1739
- URL http://www.water.go.jp/kansai/biwako/
たくさんのお便りをありがとうございました。
琵琶湖は日本の宝です。そこから日本の生命がなくなることは悲しいことです。高島市うおじまプロジェクトの発足は嬉しいことです。これで、絶滅危惧種がまた増えてくれることを祈ります。
近江の食文化を代表するフナずし、ニゴロブナが少なくなり高価で口に入る機会がなくなりました。「魚のゆりかご」復活をかけた取り組みの成功を心から祈願致します。
5月の連休、初めて朽木村の道の駅「くつき新本陣」に出かけました。そこで、貴誌を見つけ持って帰ってじっくり読みました。よくテレビで見る「すし切り神事」の絵が表紙に書いてあってとてもリアル感がある絵ゆえに文章を読んで、その起源にとても興味を持ちました。敦賀市内の割烹店でも一部「フナずし」を出してくれる所があり食べたことがあります。人と魚との関係がとても大事であることがわかりました。