河川の取り組み
River Project
大野ダム事務概要
(2)流水及び維持管理
大野ダムの流水及び維持管理は大野ダム操作規則に基づき行っている。
流水管理
洪水期間を毎年6月16日から10月15日まで、非洪水期間を10月16日から翌年6月15日までとしている。
貯水池の洪水時満水位(サーチャージ水位)を標高175.0m、常時満水位を173.0m、洪水時制限水位を157.0m、最低水位を155.0mと定めて日常の流水管理を行うほか、発電事業(京都府企業局が所管)にも利用している。
●断面図

貯水池の洪水時満水位(サーチャージ水位)を標高175.0m、常時満水位を173.0m、洪水時制限水位を157.0m、最低水位を155.0mと定めて日常の流水管理を行うほか、発電事業(京都府企業局が所管)にも利用している。
●断面図

堆砂状況
貯水池では毎年堆砂測量を実施し、堆砂量の把握をしている。
計画堆砂量と現状
貯水池は、100年間の堆砂量に相当する容量(計画堆砂量)を確保しているが、計画堆砂量と現状との比較は右表のとおりである。
堆砂量(千m3) | 堆砂率(%) | ||
---|---|---|---|
計画 | 計画堆砂量 | 7,230 | - |
平成11年度(38年目) | 2,747 | 38.0 | |
実績 | 平成11年度 | 2,704 | 37.4 |
ダムの維持管理と点検
毎年計画的にダム本体の点検、機器設備の点検整備等を実施しており、今日までダムの機能を損なうような大きな問題は発生していない。
ダム本体のコンクリートの劣化状況についても平成12年4月に調査を実施したが、コンクリートの中性化及び圧縮強度についても問題ない値となっている。
ダム本体のコンクリートの劣化状況についても平成12年4月に調査を実施したが、コンクリートの中性化及び圧縮強度についても問題ない値となっている。