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河川の取り組み

River Project

第1回由良川水系流域委員会資料

6.由良川改修事業の現況

治水施設の整備:1977~1986(昭和52~61年)


綾部市域では、由良川がほぼ直角に屈曲する山付け部から八田川合流点までの築堤を実施しました。また、福知山市域では、ショートカットした和久川合流部より上流の福知山市を防御する築堤・護岸ならびに牧川下流の築堤を実施しました。また、荒河排水機場が昭和55年度に完成し、和久川と一体となって福知山市内の水害の軽減に重要な役割を果たしはじめました。

また、昭和51年度より国道9号から下流1.45kmを対象に、牧川改修に着手しています。



下流河道掘削については継続して実施しています。

昭和55年度~62年度
 由良川左岸 志高掘削工事



大規模集団移転
栗橋地区は、綾部市西方の由良川右岸に位置し、昭和28年9月の水害では54戸の内31戸と田畑の流失によって生活基盤を失ってしまうという大被害を被り「栗橋災害復旧促進同盟」を設立して、安全な地帯へ集団移転するための措置を、当時の豊里村役場に要求しました。

由良川改修では、地形上から栗橋地区側に河道を拡幅せざるを得ず、昭和47年4月に改修法線についての説明を行い、その後、昭和53年11月に「栗橋由良川改修委員会」が発足し、折衝が続けられました。一方、綾部市は生活基盤の確立と地域整備を考えた集団移転による新しい生活基盤計画が立てられ、昭和58年3月に栗町相定を中心とする約2.8hの土地を集団移転先として、用地取得がなされ、小集落地区改良事業によって地区整備が進められ、昭和61年3月には栗橋住宅敷地整備事業の完了告示がなされ、平成3年度に住宅41戸の移転が完了しました。

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