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河川の取り組み

River Project

第2回由良川水系流域委員会資料

2.その他 参考資料について

5.河川水辺の国勢調査の概要(2)

河川名:由良川 事務所名:福知山工事事務所
鳥 類
《 調査年度 》H7:春季、夏季、秋季、冬季
調査地点等 4地点
確認種数 83種:カンムリカイツブリ、オオヨシキリなど
確認した特定種 オジロワシ(国天・絶滅・危惧・EN・自然)、ハヤブサ(絶滅・危急・VU)、カンムリカイツブリ(危急)、ミサゴ(危急・NT)、チュウサギ(希少・NT)、オシドリ(希少)、カワウ、ヤマセミ、カワセミ(以上自然)
調査結果の概要 確認種を目別にみると、種類数、個体数とも四季を通じスズメ目が優占する。季節移動型についてみると、種類数では四季を通じて留鳥が多く、個体数では春季~秋季は留鳥、冬季は冬鳥が優占する。出現種としては、全川を通してヒヨドリなど陸生の種が多く生息する。
両生類・爬虫類・ほ乳類
《 調査年度 》H6~H7:夏季、秋季、冬季、春季
調査地点等 4地点
確認種数 両生類 6種:ニホンアマガエルなど
爬虫類 6種:クサガメなど
哺乳類 9種:ヌートリアなど
確認した特定種 カジカガエル(自然)、ヌートリア(アドバイザー指定種)
調査結果の概要 由良川において多数確認された種は、両生類ではニホンアマガエル・ウシガエル、爬虫類ではクサガメ・ニホンカナヘビ、哺乳類ではモグラ科の一種・ヌートリア・タヌキ・イタチなどである。
《 調査年度 》H11:夏季、秋季、冬季、春季
調査地点等 4地点
確認種数 両生類 6種:アマガエルなど
爬虫類 6種:クサガメなど
哺乳類 9種:ジネズミなど
確認した特定種 なし
調査結果の概要 由良川において多数確認された種は、両生類のトノサマガエル、ヌマガエル、爬虫類のカナヘビ、哺乳類のモグラ類、ヌートリア、タヌキ、イタチ類などである。
陸上昆虫類
《 調査年度 》H5:春季(6月)、夏季、秋季
調査地点等 7地点
確認種数 1160種:グンバイトンボ、ゲンジボタルなど
確認した特定種 グンバイトンボ、キイロヤマトンボ、アカハネナガウンカ、ツマグロスケバ、ヨコヅナサシガメ、ゲンジボタル、ハラグロオオテントウ(以上すべて自然)
調査結果の概要 出現種は草地性の種をはじめ、樹林地の種、砂地性の種、水生昆虫の成虫と多岐にわたる。低水護岸が少なく水際線に植物が多い中流部の区間では、環境を反映し、グンバイトンボ、ゲンジボタルなど注目すべき種が多く見られる。目別種数ではコウチュウ目とチョウ目が多い。
《 調査年度 》H10:夏季、秋季
調査地点等 7地点
確認種数 1185種:グンバイトンボ、ニッポンハナダカバチなど
確認した特定種 オオミズムシ(希少)、グンバイトンボ、アオマツムシ、アカハネナガウンカ、ツマグロスケバ、キボシマルウンカ、カンムリセスジゲンゴロウ(以上自然)
調査結果の概要 由良川の草地、樹林地、農地、砂礫地など多様な環境を反映し、多種の昆虫類が確認された。由良川に特徴的な河畔林では、カブトムシやカナブンなど森林性の種が確認された。中流部は流れが緩やかで、自然河岸が多いため、グンバイトンボやオオミズムシなど確認されたものと思われる。
特定種の凡例  国天: 国指定天然記念物
  県天: 県指定天然記念物
  市天: 市指定天然記念物
  絶滅: 絶滅法指定種
  公園: 自然公園法指定種
     
  危惧: レッドデータブック絶滅危惧種
  危急: レッドデータブック絶滅危急種
  希少: レッドデータブック絶滅希少種
  地域: レッドデータブック地域個体群
  自然: 「自然環境保全基礎調査(第1回・第2回)」における
「すぐれた自然の調査」対象種等
     
  CR: レッドリスト絶滅危惧・A種
  VU: レッドリスト絶滅危惧・種
  NT: レッドリスト準絶滅危惧
  Lp: レッドリスト絶滅の恐れのある地域個体群
  EN: レッドリスト絶滅危惧IB種
  DD: レッドリスト情報不足

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