第３回 逃げ遅れゼロを実現する ～皆さんにとっていただきたい行動～

平時に、自治体が公表しているハザードマップで自宅や職場等の被災リスク、避難場所や避難経路を確認し、大雨注意報などの発令時に再確認してください。

ハザードマップは、台風や局地的豪雨などによる風水害や土砂災害、また地震が発生した場合に想定される被害やその範囲を示しています。詳細は、お住まいの市が公表しているハザードマップ（想定最大降雨規模）を見てください。

■福知山市総合防災ハザードマップ（洪水・土砂災害）

出典：福知山市総合防災ハザードマップ（※雀部地区拡大図）

災害時には、防災行政無線、緊急速報メール、テレビの緊急速報などにより、皆さんが取るべき行動が伝えられます。

これらの避難情報に加えて雨や川の情報などを自ら積極的に集め、早めの避難につなげてください。

■由良川の雨量、水位、浸水情報の入手


■その他の防災情報の入手先

京都府河川防災情報	http://chisuibousai.pref.kyoto.jp/
国土交通省　川の防災情報	https://www.river.go.jp/portal/#86
気象庁（洪水警報の危険度分布）	https://www.jma.go.jp/jp/suigaimesh/flood.html

■防災情報の入手方法（福知山市の場合）

災害が発生する危険性が高まった場合には、起こりうる災害のリスクの程度に応じて、市長から避難勧告等が発令されます。ただし、急な大雨などでは、避難情報が間に合わない場合もあります。雨や川の情報にも注意して、避難情報を待たず、自らの判断で早めの避難行動をとることが大切です。

警戒レベル５は、すでに災害が発生しています。避難が可能な警戒レベル３～警戒レベル４のうちに、速やかに避難を終えるようにしてください。

『自らの命は自ら守る』意識をもち、早めの判断と行動をとり、避難の呼びかけなど、地域で助け合が大切となります。私たちも全力で皆さんをサポートしていきます。

■	警戒レベル1
	気象情報など、最新の情報い注意してください。
■	警戒レベル2
	大雨・洪水注意報や氾濫注意情報が発表されます。 ハザードマップの情報で住んでいる地域の危険性を確認し、避難場所・避難経路など、避難方法を確認してください。
■	警戒レベル3
	高齢者など避難に時間のかかる人は避難し、そのほかの人も避難を準備してください。 自治体から「避難準備・高齢者等避難開始」が出されます。 大雨・洪水警報、川の氾濫警戒情報はこのレベルにあたります。
■	警戒レベル4
	高齢者に限らず全員避難です。 自治体から「避難勧告」や「避難指示（緊急）」が出されます。避難勧告が出た段階で全員避難してください。 土砂災害警戒情報や氾濫危険情報はこのレベルにあたります。
■	警戒レベル5
	すでに災害が発生している状況です。避難場所への移動は手遅れになっている恐れがあり、命を守るためには、その時にできる最善の行動をとるしかありません。 自治体から「災害発生情報」が出されます。 大雨特別警報や氾濫発生情報がこのレベルにあたります。