DXの取り組み

DXの取り組み

ワンコイン浸水センサによる浸水状況のリアルタイム把握

国土交通省では、浸水状況をいち早く把握し迅速な対応を行うため、R4年度より、浸水の危険性がある地域に国や自治体等がワンコイン浸水センサを設置して実証実験を実施しており、リアルタイムに浸水状況を収集・共有する仕組みの構築に向け、センサの特性や情報共有の有効性等を検証してきている。
兵庫県では、加古川市、南あわじ市、姫路市、豊岡市、三田市、朝来市、養父市、西脇市、小野市、加東市、播磨町が実証実験に参加(R6.1 時点)
実証実験では、局地的及び突発的な豪雨により発生する内水氾濫を把握するため、過去頻繁に溢水が発生した水路や加古川・揖保川沿川等に国と自治体が連携してセンサを設置。R4,5 年度には突発的な豪雨の際に水路等からの溢水を感知し、迅速な水門・樋門の操作が行われるなど、浸水被害の軽減が図られた。

○UAV の活用による災害支援等の業務効率化

UAVの活用事例(令和6年能登半島地震による TEC-FORCE 派遣)
国土交通省では、TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)の災害支援等において、立ち入りが難しい被災現場にて UAV(ドローン)を利用して上空から状況調査を行うなど効率化を行っている。
令和6年能登半島地震による TEC-FORCE 派遣の際にも、UAV を利用した状況調査を行った。