第3回検討会 議事(1)
(資料-1)第2回検討会における御意見
開催日時 : 平成17年 4月 4日(月曜日)13:00~
場 所 : 加古川市役所 公社館4F 441会議室
治水
- 4.0km~7.2kmの間を掘削するとのことだが、加古川市域では、計画高水位を上回った箇所はもう少し上流まである。そういった箇所に対する対応はどう考えているのか。
- 今回の伐採区域,掘削区域に入っているところ以外でも、倒木・傾木にゴミがたまったりひっかっかていたりしている。そういった箇所についても対処をお願いしたい。
植物
- 樹木の伐採にあたっては、長期的な生態系の回復の観点から、根から撤去するのではなく、伐採にとどめておいてもらいたい。 また、ごみが引っかかって洪水流下の妨げとならないように、下枝だけを除去するという考え方もできるのではないか。
- 貴重種が見つかった時の保全対策・復元対策を考えるように。
鳥類
- 伐採時期については、鳥の営巣時期に留意してもらいたい。
魚介類・底生動物
- (漁業の立場からは、)河道内に樹木が存在すると鵜に魚を食べられてしまうという問題がある。
その他
- 事前調査にあたっては、洪水によってどの程度自然が破壊されたかという視点も持って欲しい。
- 河口部は近畿圏でもトップレベルの自然と位置付けられるため、上流部の工事に伴って影響のないようにすすめてほしい。
- 注目種の選定については、いままでにあがってきた貴重種、兵庫県のレッドデータブックに記載されている種を中心に見ていくことになるのではないか。
- 川の中をどうしたら魚の住みやすい川が作れるかというところも発表して頂きたい。
- 物理的な環境の現況把握・監視にあたっては、基準をどう設定して、それを超えた時にどういった対策を実施するのかという点まで合わせて検討してもらいたい。