記者発表

河川

【記者発表】加古川中流部緊急治水対策事業(加東市)の効果により、 加東市河高地区の浸水を回避! ~令和6年5月28日治水対策事業効果(速報)~

令和6年5月28日、低気圧と前線による大雨の治水対策事業効果(速報)について

概要

○今般の令和6年5月低気圧と前線による大雨は、加古川の板波水位観測所で、避難判断水位(レベル3)を超える水位を観測し、無堤防区間で浸水面積約9ha、浸水戸数5戸の被害をもたらした、平成23年9月台風12号と同規模の降雨がありました。

○加古川では平成16年10月台風23号洪水によって137戸の浸水被害が発生した滝野地区において、平成29年に緊急特定対策区間に設定し、河道掘削及び築堤(暫定堤、以下同じ)の整備を進めてきているところです。

○今回の大雨では、上記の河道掘削等の対策が無かった場合には、加古川の越水による甚大な浸水被害が発生していた可能性があり、河道掘削により、加東市河高地先で河川水位を約40cm低減させ、築堤により、家屋浸水を解消させる効果があったと推定されます。

○今後も防災・減災、国土強靭化5か年加速化対策の予算を活用し、令和7年度中の完成を目指し事業を推進します。

問い合わせ先

国土交通省 近畿地方整備局 姫路河川国道事務所
 副所長          北垣 啓文(きたがき ひろふみ)
 加古川・揖保川流域治水室 永田 佳之 (ながた よしゆき)

 電話:079-282-8211(代表)
 ホームページ :https://www.kkr.mlit.go.jp/himeji/index.php
 X(旧Twitter):https://twitter.com/mlit_himeji