木津川水系直轄砂防事業
環境整備事業
木津川の砂防では、環境に配慮した山腹工や床固工を実施しています。
山腹工の役目
荒れた山腹から流れ出る土砂を防ぐため、自然の力で山を緑でおおい、斜面を安定させます。


間伐材を利用した山腹工
環境や景観を考え、間伐材を用いることで山腹崩壊を防ぐ工事です。


■間伐材使用実績表(木津川砂防管内全体)
この工法は、山腹崩壊地からの土砂流出を抑制するために、間伐材を組み合わせ土砂の移動を抑制し、自然の力(風や鳥などにより種子が運ばれる)で緑を復元していくもので、使用した間伐材は、斜面に植生が回復する頃には腐食して土に還っていきます。また、この工法は間伐材を活用することにより、コストの縮減と地域の林業振興にも寄与しています。
床固工群の役目
川の流れにより、川底や川岸が削られるのを防ぎます。

