記者発表

道路

河川護岸崩落に伴う国道42号の通行規制(第2報) ~道路防災ドクターによる現地調査・診断の結果をお知らせします~

河川護岸崩落と舗装にクラックが確認されたため、9月5日(火)19時30分頃から国道42号 東牟婁郡太地町森浦地内にて片側交互通行を行っておりますが、本日、道路防災ドクターによる 現地調査・診断を実施しましたので、その結果についてお知らせします。

道路防災ドクターの診断内容

○原因
今回被災した護岸は、河川の水衝部であり洗掘しやすい箇所であるが、根固めは設置されていなかった。直近で大雨が降った状況ではないため、突発的なものではなく、長年の河川流水の影響による経年劣化と考えられる。
 
○対策
今回の被災は進行性があるものではないため、現在実施している袋詰め玉石による対策で問題なく、路盤、舗装、防護柵の復旧が出来れば定期的な観察を行うことを前提に片側交互通行を解除し ても問題ない。恒久的な対策は、大型ブロック積み擁壁またはもたれ擁壁と前面に根固めブロックを設置することで問題ない。
 
今回頂きました診断内容にもとづき、恒久対策に向けた対策工法の検討を進めてまいります。 なお、交通規制解除の目途を改めて公表いたします。 
 
なお、今回の診断結果については、本日の現地調査で得られた情報に基づくものであり、 今後の調査等の新たな情報等により、診断結果が変更になる可能性があります。
 
※道路防災ドクターとは 災害等により損傷した施設等の調査・復旧方法や道路施設の機能保全に必要な対策及び管理計画 等に関する指導や助言を頂く高度な技術や専門的知識を有する学識経験者
■管内の状況、雨量状況について
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問合せ先

国土交通省 近畿地方整備局 紀南河川国道事務所
副所長(道路) 中村 恭介 (なかむら きょうすけ)
道路管理課長  足立 勝人 (あだち かつひと)
電話(0739)22-4564(代表)