概要

なぜ「刈草ロール」を配布するのか?
 国の管理する河川では、堤防の異常(崩れや亀裂等)を早期に発見し、河川流域の安全や環境を守るため、 年2回(春・秋)の堤防除草を実施しています。

 過去には、堤防除草で発生した刈草を民間処分場にて有料処分していましたが、 これを刈草ロールにして地域の方々に配布すると、有料処分と比べて「コスト縮減」が見込めそうなことがわかりました。
また、資源として有効利用することで「資源循環」が生まれること、刈草ロールの配布を通じて、地域の方々との新たな「コミュニケーションの場」 が生まれることも期待できます。

 そこで、平成22年から刈草ロールを配布する取り組みを始めました。
普及活動を通じて刈草ロールの存在を多くの方々に知っていただけるようになり、これまで、延べ約13万8千個 を超える刈草ロールを配布しました(令和4年度末時点)。

コミュニケーション

コミュニケーションの場を創出
刈草ロールをきっかけにした取り組みは、地域の方々とつながる場ともなっています。
貴重な機会ととらえ、皆さんにご協力をいただきながら、さまざまな活動を行っています。

  • 対話やアンケートのお願い
  • 利用方法についての取材 等

地域に密着した情報提供
地道な普及活動を続けることで、継続的に利用していただけるように工夫しています。

  • ケーブルテレビ
  • 現地広告(のぼり・現物展示)
  • チラシ配布 等