整備効果

交通混雑の緩和

整備前の国道163号は慢性的に渋滞が発生
 国道163号は交通容量不足により、慢性的に渋滞が発生しておりました。平成26年3月までに4車線開通した区間では、渋滞が解消され、スムーズな走行が可能になりました。
 下田原西ランプ以東につきましても清滝生駒道路の整備を進めていく事により、交通混雑の緩和が期待されます。

●整備前の混雑発生と整備後の混雑緩和の様子

全線開通により所要時間が短縮
 清滝生駒道路が全線4車線で開通すると所要時間は約11分に短縮され、整備前と比較すると最大で22分(約7割)短縮となります。

●所要時間短縮(東中野交差点~鹿畑町交差点間)

交通安全確保

 
整備前の国道163号は歩道の整備率  ≪ 約4割 ≫
 以前は歩道が整備されていない区間が多く、歩行者が路肩や車道を通行しなければならない区間もありました。
 現在は歩道の整備率が約8割まで進み、今後の整備により
歩道が連続することで、歩行者の安全性が向上します。

●国道163号の歩道整備状況(令和2年7月現在)

●高山大橋交差点の整備により歩行者の安全性が向上

  高山大橋交差点では、平成27年12月に歩道や地下横断歩道の整備とあわせて右左折レーンの設置などの交差点改良も行われ、交差点周辺の安全性が大幅に改善されました。
全線整備により死傷事故率が大幅に減少
 清滝生駒道路の4車線開通済区間(東中野交差点~清滝トンネル東側=3.6km)では、暫定2車線時と比較して、死傷事故率が8割減少しており、事業中区間においても開通後は同様の効果が期待されます。

●4車線開通済区間(3.6km)における死傷事故率の変化

地域の活性化

関西文化学術研究都市への支援
 清滝生駒道路が整備されることにより、ネットワークが形成され、関西文化学術研究都市の大学・民間研究施設の立地の増加や人口の大幅な増加など地域活性化促進支援の一端をになっています。

●関西文化学術研究都市の立地施設の推移

●周辺人口の推移

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