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コロナ対策レポート

清滝生駒道路 工事現場でのコロナ対策

  • 北田原東地区改良工事
    現場代理人
    (株)ゴセケン
    石井 淳さん

  • 北田原東改良工事
    監理技術者
    ヤマト工業(株)
    野田 裕樹さん

  • 北田原他下部工事
    監理技術者
    井上工業(株)
    廣瀬 正人さん

感染拡大が続く新型コロナウィルスの影響により、工事現場でも様々な問題が発生しました。
その中でも緊急事態宣言の発出により、一番の影響を受けたのは「人材の確保」です。
工事を進める中で、予定していた作業員が前の現場で濃厚接触者に該当する可能性があるとのことで、突然来られなくなるという事案が発生しました。その際には急遽、他の現場へ応援を要請することで、なんとか欠員を出さずに対応することが出来ましたが、工程が遅れると多方面にご迷惑をおかけすることになります。また、現場には年齢層の高い熟練の作業員や、専門技能者など特殊作業の資格を持ったものでなければ作業できない部分もありますので、これまで以上に、作業員の体調管理には気を配るようになりました。

感染対策ではマスク着用、出勤前と作業開始時の検温、消毒などを徹底するよう、朝礼での指導、巡回チェックなどを厳しく行っています。また作業中も常に作業員が意識できるよう、重機の運転席にもポスターを貼っています。



夏の熱中症対策も、例年以上にかなり気を使っています。現場ではどうしても大きな声を出す時がありますが、マスクをしていると汗で詰まって息苦しくなりますし、声も通りにくくなりますので、近くても電話を使うようにしています。また、作業員の休憩も例年に比べて回数を多く、時間も長くしています。密を避けるため、休憩室は2棟用意して時間帯を分けるなど、できるだけ分散して休憩できるような工夫をしています。



新しく取り組んだ事もあります。限られた作業範囲の中で作業員が毎日入れ替わると感染リスクが高まりますので、メンバーをできる限り固定し、感染リスクを抑えるようにしています。万が一、感染者が出た場合にも濃厚接触者が分かりやすくなりますので、作業を止めないためにも必要なことだと思います。

コロナ禍でも悪い事ばかりでなく、良い事もありました。作業員は体が資本なので皆が自発的に健康管理に気を使っている上に、マスク着用・うがい・手洗いが習慣づいて、風邪をひきにくくなっているのか、突然休むことがほとんど無くなりました。

現場作業を担当する我々も、清滝生駒道路は皆様に早く整備されることを期待いただいている道路であると感じています。これからも、作業員の安全を第一に考えながら、コロナ対策も徹底して、事故の無いよう現場作業を進めていきたいと思います。工事車両の出入りや、一時的に交通規制を行うなど、ご迷惑をおかけすることもございますが、引き続きご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

(2021年8月)

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