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花野さんのインタビューにも紹介したとおり、淡路島・洲本市沖に位置する成ヶ島では、1998年から毎年「成ヶ島クリーン作戦〜みんなの力で由良の自然を守ろう」という活動が行われている。「成ヶ島を美しくする会」のメンバーや市民と共にこの活動に取り組んでいるのが、成ヶ島のお膝元・洲本市立由良中学校の生徒たち。今年も1月20日に行われたばかりだ。 |
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外来植物の駆除から |
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「最初に、展望台の周辺でナルトサワギクを引き抜きました」と、森下暢己くん。ナルトサワギクとは、約30年前から国内に 広まり、近年島にも破竹の勢いで繁殖するマダガスカル原産の多年草。小菊のような形状で、黄色い花を咲かせる。一見すると美しいが、これが曲者で、既存の植物を駆逐する。 「自然の宝庫」といわれる成ヶ島には、兵庫県内唯一となったハマボウが群生しているほか、ハマウツボ、コナミキ、フサスゲなど絶滅の危機があると兵庫県レッドデータブックに登録された植物14種類の分布が確認されているが、ナルトサワギクが繁殖することによって、これら島の自然の植生への影響が心配される。引き抜いて防御するのがベストな方法なのである。 「意外とすんなり抜けました。でも、たくさん生えていたので困った」 |
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