注射器から「変な物体」までさまざまなゴミ

続いて、浜に移動し、海岸に打ち上げられたペットボトルやプラスチック製品、ビニール袋などのごみを拾い集めた。

あっという間にゴミ袋が満杯に

「ゴルフボールが多く、ジッポのライターもあった。ほかに、オレンジ色で重たい長方形の変な物体も、大きなタイヤも漂着していたので拾った」(山本裕貴くん)
「ハングル文字が書かれたペットボトルもあった。注射針もあった」 (森下暢己くん)
「多かったものベスト3は、スーパーのビニール袋、発布スチロール、 空き缶だったと思う」(唐渡久恵さん)
「ともかくゴミの量が異常に多い、と感じた」(藤本壮くん、神瀬友梨香さん)

2年生にとっては、去年に引き続き2度目のクリーン作戦参加。森下くんは、去年はテレビ、ドラム缶、1斗缶を拾ったという。

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「へンなもの」も漂着している

これらのゴミは、どこから流れて来ているのか。ハングル語のペットボトルは韓国からと考えられなくはないが、外国船から投棄されたものかもしれない。明らかに「大阪府内」で捨てられたと見られる駐車違反標章、兵庫県の内陸部から川を伝って流れてきたと見られるゴルフボールも少なくなかった。生徒らは、一つひとつ確かめながら拾っていったという。

生徒一人1時間余りずつの清掃は、午前中に終わった。結果、回収したゴミは、2トンパッカー車2台と2トンダンプカー4台分となり、ゴミ焼却場へと運ばれた。

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