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河川の取り組み

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由良川流域のあらまし

由良川の自然環境

自然の恵みを運ぶ川~豊かな清流と河畔林

由良川流域の約9割が緑豊かな山林で、由良川はその中を縫うように流れ、流域の生物や人々に自然の恵みを運び続けてきました。 由良川の特徴の一つが、広く連続する河畔林。 これは、堤防がない頃に植えられた竹林などが現在に残っているもので、洪水の時の流勢を弱める役割があります。

河畔林は洪水の時の役割だけでなく、生物が生息するのに良好な環境をつくり出し、また、山林や田園、里の景観などと調和して、この地ならではの美しい風景をかもしだしている一方、近年の繁茂には問題もあります。  
由良川中流の河畔林(福知山市戸田)

自然の恵みを運ぶ川~生き物にやさしい川

由良川は、近畿地方はもちろんのこと全国でも有数の自然豊かな河川。 河道掘削の時に護岸に蛇籠を多用しているため、水面ー水際ー湿地ー陸地といった自然河岸特有の連続環境を保つことができ、 植生や魚介類に良好な生育・生息場所を提供しています。この自然豊かな河岸は、由良川の大きな魅力の一つともなっています。

水害の起こりやすい由良川の地形

由良川は、上流部は急な勾配となっていますが、中流部の福知山付近から急激に勾配が緩くなり、下流部は1/8,000程度の勾配となっています。また、中流部は綾部~福知山の市街地を流れ、川幅が広くなっていますが、下流部は川幅の狭い谷底平野を流れています。 流下してきた洪水が中流部で溜まりやすい地形であり、また、中下流部ともに無堤区間が長く存在するため、中小洪水でも氾濫を生じ、浸水被害が発生しています。

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