河川の取り組み
River Project
由良川流域のあらまし
由良川の自然環境
自然の恵みを運ぶ川~豊かな清流と河畔林
自然の恵みを運ぶ川~生き物にやさしい川
由良川は、近畿地方はもちろんのこと全国でも有数の自然豊かな河川。 河道掘削の時に護岸に蛇籠を多用しているため、水面ー水際ー湿地ー陸地といった自然河岸特有の連続環境を保つことができ、 植生や魚介類に良好な生育・生息場所を提供しています。この自然豊かな河岸は、由良川の大きな魅力の一つともなっています。
水害の起こりやすい由良川の地形
由良川は、上流部は急な勾配となっていますが、中流部の福知山付近から急激に勾配が緩くなり、下流部は1/8,000程度の勾配となっています。また、中流部は綾部~福知山の市街地を流れ、川幅が広くなっていますが、下流部は川幅の狭い谷底平野を流れています。 流下してきた洪水が中流部で溜まりやすい地形であり、また、中下流部ともに無堤区間が長く存在するため、中小洪水でも氾濫を生じ、浸水被害が発生しています。