|  | - 平成18年度 - | 
 
|  | 紀の川下流部鳥類調査速報(秋の渡り期) | 
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  | 1. | 調査実施内容 | 
  |  | 表1 調査実施内容 
 
      
        | 調査項目  | 調査年月日  | 調査時間  | 日の出時刻  | 干潮時刻(日中) |  
        | 秋の渡り調査 | 平成18年10月6日 | 6:00〜12:00 | 5:56 | 11:28 |  
        | 平成18年10月7日 | 6:00〜12:00 | 5:59 | 12:05 |  | 
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  | 2. | 調査方法 | 
  |  | ■ラインセンサス法 設定された調査ルート上を時速1.5〜2.5km程度の速さで歩き、片側50m(計100m)程度を観察範囲として、確認される鳥類を記録した。
 ■定点記録法
 1定点につき30分、設定された調査範囲内で確認された鳥類を記録した。
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  | 3. | 調査結果 | 
  |  | ●2日間の調査で10目23科48種の鳥類が確認された。多くの渡り鳥が越冬地へ移動する時期にあたり、南下途中に一時的に滞在している種や、越冬地に渡来したカモ類などの種が確認された。 ●河畔のヤナギなどでは南下中のキビタキ、エゾビタキ、コサメビタキなどの樹林性の小鳥類が採餌・休息していた。草地では同じく南下中のノビタキが見られた。高空を渡るタカ類のサシバも観察された。人工干潟ではシギ類のソリハシシギが採餌していた。
 ●川面ではまだまだ数は少ないが、冬鳥のコガモ、ヒドリガモなどのカモ類が渡来していた。
 ●水際では留鳥のコサギ、アオサギなどのサギ類が採餌していた。河川敷ではヒバリやセッカが春、夏に引き続き確認された。
 ●和歌山県レッドデータブックに記載されている希少種では、チュウサギ、ミサゴ、サシバ、キビタキ、コサメビタキの5種が確認された。
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      |  ハヤブサ
 |  ノビタキ
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