|  | - 平成18年度 - | 
 
|  | 紀の川下流部鳥類調査速報(越冬期) | 
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  | 1. | 調査実施内容 | 
  |  | 表1 調査実施内容 
 
      
        | 調査項目  | 調査年月日  | 調査時間  | 日の出時刻  | 干潮時刻(日中) |  
        | 越冬期調査 | 平成19年1月23日 | 7:00〜16:00 | 7:02 | 15:15 |  
        | 平成19年1月24日 | 7:00〜13:00 | 7:01 | 16:02 |  | 
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  | 2. | 調査方法 | 
  |  | ■ラインセンサス法 設定された調査ルート上を時速1.5〜2.5km程度の速さで歩き、片側50m(計100m)程度を観察範囲として、確認される鳥類を記録した。
 ■定点記録法
 1定点につき30分、設定された調査範囲内で確認された鳥類を記録した。
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  | 3. | 調査結果 | 
  |  | ●2日間の調査で11目25科56種の鳥類が確認された。全季を通じて最も種数の多い結果となった。越冬中のカモ類やカモメ類などの水鳥が多数確認された。 ●川面では多数のカモ類、カモメ類が休息している様子が観察された。紀の川大堰のすぐ上流では1000羽以上のカモメ類が見られた。そのほとんどはユリカモメであったが、セグロカモメやウミネコなども見られた。
 ●河川敷の草地ではホオジロ、アオジ、ホオアカなどの小鳥類が見られた。河畔のヤナギやエノキではイカルやシメなどが冬芽や木の実を食べる様子が観察された。
 ●和歌山県レッドデータブックに記載されている希少種では、ミサゴ、チュウヒ、ハヤブサ、ウミネコの4種が確認された。
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      |  えさをさがすカワセミ
 |  キンクロハジロ(左端と左から4羽目)とホシハジロ
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      |  橋で休息するユリカモメ
 |  オオバンの群れ
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