淀川大堰閘門とは
〜整備の背景〜

淀川舟運の歴史と現状

舟運[しゅううん]とは、船を使って物資や人を輸送することです。
昭和初期までの淀川の舟運は、大阪と京都を結ぶ人々の生活に欠かせない輸送の手段でした。

しかし、陸上交通の整備が昭和初期頃から広がったことにより、舟運は徐々に人々の暮らしから遠ざかりました。

阪神淡路大震災の復旧工事において船による資材の運搬が早期復旧に寄与したことから、舟運の必要性が見直されました。また観光の役割を担う重要な輸送手段としても認識され、大川の八軒家浜船着場と枚方緊急用船着場を結ぶ定期運航が始まるなど、舟運復活の機運が高まっています。

昭和初期まで淀川で運航していた外輪船

昭和初期まで淀川で運航していた外輪船

平成29年より定期運行されている観光船

平成29年より定期運行されている観光船

淀川を通航する船舶数の推移

閘門の必要性

淀川河口から約10Km地点には水道水の確保や潮止めを目的に設置された、淀川大堰(昭和58年完成)があります。淀川大堰の上下流に最大2m程度の水位差が生じているため、現在は船の往来ができません。船の往来を可能とするためには、水位差を調整する「閘門」が必要です。

現在の淀川沿川における舟運関係の利用・取り組み

Eボートでの川下り

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秋の背割堤〜伏見クルーズ

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カヌーでのアクティビティ

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さくらであいクルーズ

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