事務所の事業
事務所の役割 流水管理
淀川水系のダム群を統合的に管理することにより、効率的な水の管理が可能となります。
淀川ダム統合管理事務所では、淀川水系のダム群を連携させて、水系全体の管理を行っています。複数のダムや堰を一括で管理することにより、各ダムが単独で運用するよりも効率的、効果的に流れを調節することができます。

統合管理の流れ
情報収集
淀川水系各地の水の状況を把握するために、次のような情報システムを活用しています。
情報システム
- 淀川水系各地の雨量
- 河川の水位
- ダム貯水位などのデータ受信

レーダー雨量計システム
- 近畿圏の雨量情報を受信

気象情報システム
- 気象庁からのデータを受信


予測・検討
各ダムや堰の操作方法を決めるため、収集した情報を分析し、今度の雨量と河川の水位上昇、ダムへの流入量を予測します。
予測計算
- 今後の雨量・洪水時の雨量
- 渇水時のダム水位

防災情報システムでの予測処理
操作の検討
- 洪水被害を防ぐための操作方法
- 渇水時の最適放流を行うための操作方法

指令室(淀川ダム統合管理事務所)

各機関へ情報を伝達
検討の結果を各ダム管理者や関係機関に伝達します。また、インターネットを通じて、川の防災情報を提供しています。
各ダム管理所への操作指示
各ダムではこの指示に基づき操作を行います。
(その他関係機関へも情報提供を行います。)

天ケ瀬ダム操作室
