Q&A
事業計画に関する質問
Q1 事業の完成したのはいつですか?
A 平成16年3月末で完成しました。
Q2 建設はいつから始まっているのですか?
A 平成2年度より地質調査や環境調査等を実施し、
(1)平成4年11月から右岸取水施設
(2)平成5年3月から左岸取水施設
(3)平成6年3月から堰本体工事に着手しました。
鳴鹿大堰建設事業は、「特定多目的ダム法」に規定される、「ダム」事業として建設されています。
(1)平成4年11月から右岸取水施設
(2)平成5年3月から左岸取水施設
(3)平成6年3月から堰本体工事に着手しました。
鳴鹿大堰建設事業は、「特定多目的ダム法」に規定される、「ダム」事業として建設されています。
Q3 総事業費はいくらですか?
A 鳴鹿大堰の総事業費は446億円です。
Q4 管理橋を車が通れるようにはしてくれないのですか?
A 管理橋は一般の車は通行できません。
管理橋の右岸側は堤防となっており、この場所の堤防は一般道とはなっておりません。
管理橋の右岸側は堤防となっており、この場所の堤防は一般道とはなっておりません。
Q5 見学の橋は撤去しないのですか?
A 見学橋は撤去いたしません。
見学橋は鳴鹿堰堤(旧提)の一部を利用したものです。
見学橋を渡って魚道観察室に容易に行けるとともに、堰直上流からの眺望も可能です。このような施設は日本でも珍しく、特に貯水池に突き出した見学コースは他に見あたりません。
見学橋は、旧堰の管理橋・堰柱をほとんど原型で使用しています。(舗装・コンクリートの一部補強は手直ししています。)
旧堰は、昭和29年に完成し、福井平野の利水にとって約半世紀の歴史ある施設でした。利水の歴史を残す意味からも、旧堰を完全に撤去するより、可能なものは残すことにしました。
見学橋は鳴鹿堰堤(旧提)の一部を利用したものです。
見学橋を渡って魚道観察室に容易に行けるとともに、堰直上流からの眺望も可能です。このような施設は日本でも珍しく、特に貯水池に突き出した見学コースは他に見あたりません。
見学橋は、旧堰の管理橋・堰柱をほとんど原型で使用しています。(舗装・コンクリートの一部補強は手直ししています。)
旧堰は、昭和29年に完成し、福井平野の利水にとって約半世紀の歴史ある施設でした。利水の歴史を残す意味からも、旧堰を完全に撤去するより、可能なものは残すことにしました。
Q6 鳴鹿大堰の深さはどれくらいですか?
A 貯水池での水深は約5.2mあります。
Q7 鳴鹿大堰には常にどれくらいの水がありますか?
A 鳴鹿大堰で貯めている水(総貯水容量)は、667.000m3です。
Q8 どこのダムから鳴鹿大堰に水が来ますか?
A 鳴鹿大堰の上流には九頭竜ダム、真名川ダム、笹生川ダムなど9つのダムがあります。そのダム以外に他の川からも水が来ます。
Q9 予備ゲートの1つの重さは、どのくらいですか?
A 予備ゲートは2種類あります。主ゲートの予備ゲートの重さが約83tで、両サイドの土砂吐ゲートの予備ゲートの重さが約18tです。
Q10 ゲート自体にかかる水圧は最大どれくらいですか?
A ゲートは全部で6門あります。両端の2門は土砂吐ゲートといい、主ゲートは4門あります。水圧は、どのゲートも同じですが、ゲートの大きさが違うので、ゲートにかかる水圧荷重が変わってきます。主ゲートは、最大720t、土砂吐ゲートは、最大280tかります。
Q11 4枚のゲートをどのような基準でどれを開けるか決めているのでしょうか?
A ゲートは大小含めて10門あります。通常の川の流量が少ない時は、岸に近いゲートが開いていて、水の量が増えるにつれ中央に向かって順に開けていきます。(魚は岸辺付近を遡上する為、魚道にたどり着きやすいようにしています。)また洪水の時は、その逆に中央のゲートから開きだし、岸に近いゲートを順に開けていきます。(岸辺の護岸に与える影響が少ないように)
Q12 鳴鹿大堰は1日のうちでもゲートの起状によって水量の調節を行っていますが、何を基準に決めているのでしょうか?
A 鳴鹿大堰のゲートによる放流量は、貯水池(*)の水位によって決まっています。水位が上がると水量が多く、下がると少なくなるようゲートが動きます。
(*)貯水池:堰に溜まっている水の部分
(*)貯水池:堰に溜まっている水の部分
Q13 鳴鹿大堰のゲートを上げたり下げたりする時間は、決まってますか?
A 時間は、決まってません。鳴鹿大堰は、川の水量に合わせて24時間365日体制で管理されています。通常、九頭竜川に流されている水の量(流量)が毎秒500m3以下であれば、データをコンピュータが自動で読みとって自分で判断し堰をコントロールする、自動制御操作を行っています。
しかし、大雨が降り流量が毎秒500m3に近くなると、予備体制・警戒体制という基準がありその都度、職員に連絡があり、休日であっても呼び出されます。毎秒500m3になる30分前には、左岸と右岸の両岸から日野川との合流地点(約15km)まで巡視を行います。その間16ヵ所ある警報局舎(約1km毎)からも順次サイレンがなります。鳴鹿大堰では下流の河川内にいる人達の安全を考慮して、釣り人やキャンプに来ている人に注意をし、避難してもらうため警報やパトロールを行うようにしています。
しかし、大雨が降り流量が毎秒500m3に近くなると、予備体制・警戒体制という基準がありその都度、職員に連絡があり、休日であっても呼び出されます。毎秒500m3になる30分前には、左岸と右岸の両岸から日野川との合流地点(約15km)まで巡視を行います。その間16ヵ所ある警報局舎(約1km毎)からも順次サイレンがなります。鳴鹿大堰では下流の河川内にいる人達の安全を考慮して、釣り人やキャンプに来ている人に注意をし、避難してもらうため警報やパトロールを行うようにしています。