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琵琶湖・淀川流域では水に関係する祭りが各地で行われています。一例として滋賀県の船幸祭、三重県の愛宕の火祭り、京都府の三船祭、矢取神事、大阪府の天神祭等があります。
琵琶湖・淀川流域と人々のくらしとの関係は、水の都と呼ばれてきたように、古くから水と深い関係にありました。一例として、琵琶湖での「えり」漁や京都での「そど」等があります。
様々な水に関する祭りや産業、ふなずし等の個性ある水文化を次世代に伝えていくためにも、水と人・くらし・産業の結びつきを再認識するとともに、流域での水環境をまもり、より良いものにしていく必要があります。
また、現代社会に合わせた新たな水文化を提唱し、情報発信するような取り組みも必要です。
水質保全や水資源の持続可能な利用を図るため、伝統的な水に関する知恵を見直し、環境負荷を低減するライフスタイルへの転換が望まれます。