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琵琶湖・淀川流域圏の現状と課題

現状流域の産業別就業人口の変化

琵琶湖・淀川流域の人口は、高度経済成長期には急激な増加傾向を示しましたが、近年は横ばいないし減少傾向となっています。
産業別就業人口で見ると、第3次産業人口の割合が増加しており、第1次産業人口の割合は減少しています。

流域の産業別就業人口

現状流域の土地利用の推移

市街地の増加により、農用地や山林が減少しており、農業・森林の多面的機能の発揮に支障が生じています。

流域の土地利用の推移

課題

課題

人口増加に伴う市街化の結果、流域での生物の生息・生育環境が著しく変化しました。このため、河川空間、田園空間、山林等多様な生物の生息・生育空間の連続性を確保し、流域として一体となった自然環境の保全再生が望まれます。

課題

丘陵地の樹林や山林の減少、管理が行き届かない森林の増加、田園部の都市化等により健全な水循環が損なわれています。このため農用地の保全や森林の再生、土地利用の適正化等により、流域の健全な水循環の回復が望まれます。