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琵琶湖・淀川流域圏の現状と課題

現状景観に関するとりくみ

滋賀県では昭和60年に「ふるさと滋賀の風景を守り育てる条例」(風景条例)を制定しています。
京都府では平成7年に「京都府環境を守り育てる条例」を制定しています。
大阪府では平成10年に「大阪府景観条例」を制定しています。

滋賀・京都・大阪

現状ごみによる水辺価値の低下

一部の河川利用者によるごみ投棄や流域からの流入ごみに加え、家電製品や自動車等の廃棄物の不法投棄が増加しています。

河原敷でのごみの不法投棄

課題

課題

各自治体による景観条例の制定、景観法の施行等を背景として、景観に対する住民の関心が高まっていることから、水辺を中心として歴史を育んできた琵琶湖・淀川流域圏にふさわしい、特徴ある景観を回復・創造していくことが期待されます。

課題

ごみの散乱や油の浮いた水面等は水辺の価値を著しく低下させ、景観を損ねています。こうしたことが、人を水辺から遠ざける一因にもなっており、更に不法投棄の増加等の悪循環を生んでいます。
河川利用者のモラルを高め、ごみ投棄を減らすとともに、流域住民やNPO、ボランティアの協力による、各河川での清掃活動のさらなる取り組みが求められます。
クリーンアップキャンペーンやアドプト・プログラム等の推進による水辺空間の美化活動については、流域全体での一体的な取り組みが必要です。