中郷遊水地事業

中郷遊水地とは

中郷遊水地とは大雨や台風で洪水が発生した際に、川の水を一時的に遊水地内に貯めて下流へ流れる水を減らすことで、豊岡市街地などの下流部の被害を減らすための施設です。
また、普段は円山川と遊水地を自由に移動できる水路を備えた湿地として活用することで、円山川にすむさまざまな生き物が育ちやすい環境をつくっています。

治水への取り組み

円山川下流部や豊岡市街地の河道 水位の低減を図るため、豊岡市街地 直上流の河川敷を遊水地として整備します。
洪水時に遊水地内に水を貯め、洪水調節を行うことで、遊水地より下流の水位を抑制します。

遊水地の仕組み

遊水地整備箇所

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遊水地諸元 上流遊水地 下流遊水地
貯水面積 約20ha 約22ha
計画貯水位 TP11.48m TP10.85m
洪水調節容量 約120万㎡ 約150万㎡
 

環境・利活用への取り組み

流域全体および円山川本川で湿地環境が減少している中、中郷遊水地整備と合わせ、遊水地内に大規模な湿地環境を創出します。
湿地環境として、より質の高い生物の生息・生育場、河川~水路~大規模湿地の連続性、リフュージア等を再生・創出します。

創出環境イメージ

①深い水域を創出

②浅い水域を創出

③細流のある多様な水域環境の創出

遊水地施設概要

工事進捗状況

R4.10

施工状況 (下池)

R4.10

施工状況 (上池)

地域との連携