| 
 
 
| 主催 | 国土交通省 近畿地方整備局 大和川河川事務所 
 |   
| 実施日 | 平成16年8月8日(日) |   
| 場所 | 飛鳥川上流(奈良県明日香村) |   
| 参加人数 | 約200名 |  
 
 
| 感想 |   
| 環境科学博士の谷幸三先生を講師に迎え、川の生き物を観察したり実験を行ったりして大和川の水質について学習した「大和川生き物観察会」。当日は、流域の小学生やそのお父さん・お母さんなど195名が参加してくれました。 午前の部では、生き物などの予習を経て、実際に川に入ってどんな生き物たちがいるのかを観察。石の裏や草のかげなどを探すと、サワガニやヘビトンボなどの生き物が見つかりました。採取した生き物について詳しく学習する時間では、谷先生の楽しい話で興味深く生き物や川の水質のことを学習できました。生き物の生息状況から、今回、観察場所となった川は「きれいな川」〜「少し汚れた川」だとが分かりました。
 午後の部では、「森のクイズ&ウォークラリー」「いろいろな水で水質実験」「大和川博士講座の紙芝居」の3つのコーナーを順に巡り、自然と川と私たちの暮らしのつながりを学んだり、川の水を汚さない工夫を教えてもらったり、どんなものが水を汚すのかを実験で確認したりしました。
 大和川は汚れた川だと思っていたけれど、上流はきれいなことを再認識でき、参加者のみなさんに大和川の上下流のつながりのことや私たちの力で大和川を守っていくことの大切さを実感いただけた観察会でした。
 |  |  |  |