過去の水害
大阪平野では、昔からたびたび水害に見舞われてきました。
最も古い記録では、和銅2年(709年)に「河内・摂津など5国で雨が続き、稲苗を損なう」とあります。
また、奈良盆地の大和川流域においては、いったん雨が降り続くと奈良盆地を流れる川はたちまち洪水を起こしていました。
最も古い記録では、和銅2年(709年)に「河内・摂津など5国で雨が続き、稲苗を損なう」とあります。
また、奈良盆地の大和川流域においては、いったん雨が降り続くと奈良盆地を流れる川はたちまち洪水を起こしていました。
近代の大和川の主な水害
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年月日 | 大和川の主な洪水と治水関連事業 |
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1868年(慶応4)5月 | 前月末よりの豪雨で大和橋上流右岸決壊、安立町民家30戸流失 |
1885年(明治18)6月 | 月末まで雨止まず、淀川決壊と合わせ享保以来の大水害となる |
1896年(明治29)9月 | 前月末よりの雨で大和川の枯木・富田・住道堤防、石川堤防決壊 |
1903年(明治36)7月 | 大和川・西除川・東除川で堤防崩壊や道路・橋梁の破損流失あり |
1913年(大正2) | 堺で大和川洪水、市内浸水 |
1917年(大正6) | 石川堤決壊、平野川氾濫 |
昭和20年以降の主な災害(雨量の多い順)
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順位 | 発生年月日 | 最大2日雨量※ | 発生原因 |
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1 | 昭和57年8月1~2日 | 285.9mm | 台風10号及び台風9号崩れの低気圧 |
2 | 昭和34年8月12~13日 | 210.2mm | 台風7号 |
3 | 昭和31年9月25~26日 | 206.8mm | 台風15号 |
4 | 平成7年7月3~5日 | 188.7mm | 梅雨前線性豪雨 |
5 | 昭和54年6月27~28日 | 179.5mm | 梅雨前線性豪雨 |
6 | 昭和36年10月27~28日 | 176.9mm | 前線性豪雨 |
7 | 昭和35年6月21~22日 | 166.7mm | 梅雨前線性豪雨 |
8 | 昭和20年10月13~14日 | 161.3mm | 阿久根台風 |
9 | 昭和28年9月24~25日 | 158.3mm | 台風13号 |
10 | 昭和36年6月26~27日 | 144.6mm | 台風6号及び梅雨前線性豪雨 |