阪神・淡路大震災の概要
平成7年1月17日5時46分、兵庫県淡路島北部を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生し、近畿地方を中心に西日本から東日本にかけての広い範囲で強い揺れを記録しました。この地震は、大阪管区気象台によると、神戸と洲本で震度7~6(激震~烈震)、京都、彦根、豊岡で震度5(強震)等を記録しました。
この地震で、阪神間や淡路島を中心に各地で建築物の破壊や火災が相次ぎ発生するとともに、JR新幹線や在来線、私鉄が甚大な被害を受け不通となり、道路は、高速道路や国道、高架橋の倒壊、落橋等によって交通網が寸断され、交通機能がマヒ状態となりました。また、電気、ガス、水道、電話などのライフラインも大規模な被害を受け、都市生活に深刻な打撃を長期間与えることになりました。
この地震で、阪神間や淡路島を中心に各地で建築物の破壊や火災が相次ぎ発生するとともに、JR新幹線や在来線、私鉄が甚大な被害を受け不通となり、道路は、高速道路や国道、高架橋の倒壊、落橋等によって交通網が寸断され、交通機能がマヒ状態となりました。また、電気、ガス、水道、電話などのライフラインも大規模な被害を受け、都市生活に深刻な打撃を長期間与えることになりました。
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発生日時 | 平成7年1月17日 午前5時46分 |
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震源 | 淡路島(北緯34度36分、東経135度00分)、内陸直下型 |
震源深さ | 14km |
規模 | マグニチュード7.2 |
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震度 | 地名 |
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震度7(激震) | 神戸市、芦屋市、西宮市、宝塚市、淡路市(旧北淡町、一宮町の一部) |
震度6(烈震) | 神戸、洲本 |
震度5(強震) | 豊岡、彦根、京都 |
震度4(中震) | 津、敦賀、福井、上野、四日市、岐阜、呉、境、高知、福山、鳥取、多度津、津山、徳島、岡山、高松、大阪、舞鶴、姫路、和歌山、奈良 |
震度3(弱震) | 名古屋、輪島、金沢、飯田、富山、諏訪、伊良湖、尾鷲、萩、山口、西郷、広島、松山、室戸岬、米子、松江、潮岬、大分 |
震度2(軽震) | 横浜、長野、甲府、静岡、御前崎、松本、高山、浜松、三島、佐賀、宿毛、宇和島、人吉、下関 |
震度1(微震) | 前橋、宇都宮、新潟、網代、水戸、東京、熊谷、福岡、足摺、浜田、鹿児島 |

道路施設の被災状況
直轄国道では、主に国道2号、28号、43号、171号、175号、176号の6路線が被災し、全体の被災箇所は554箇所(路面の被災は202箇所:平成7年4月時点)でありました。これにより、上下線全線通行止め17箇所、1車線交互交通など一部交通規制11箇所の規制を実施しました。
国道2号は、浜手バイパス(橋脚損傷)やポートライナー線の桁落下等、国道43号は、岩屋高架橋の倒壊及び阪神高速神戸線の一部倒壊等、国道171号は、門戸高架橋の阪急今津線跨線橋部の落橋により通行不能となりました。
地図上のカメラアイコンの地点をクリックしますと、写真が表示されます。
国道2号は、浜手バイパス(橋脚損傷)やポートライナー線の桁落下等、国道43号は、岩屋高架橋の倒壊及び阪神高速神戸線の一部倒壊等、国道171号は、門戸高架橋の阪急今津線跨線橋部の落橋により通行不能となりました。
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