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市民、NPO、学校、研究機関、企業等、流域で水環境改善に関わる人たち相互の情報交換をスムーズにし、流域内交流を促進させるネットワーク作りをはじめています。
関西は、国指定の国宝の約6割、重要文化財の約5割が集積しており、世界的にも「歴史文化の宝庫」と呼ぶにふさわしい地域です。
現在、歴史文化面を切り口とした広域プロジェクトとして、関西をわかりやすく内外の人々に紹介していくための役割を担うものとして歴史街道計画が進められています。
これまでの取り組みでは、それぞれの主体が独自に行うことも多かったですが、今後は住民をはじめ、NPO、研究機関、企業、行政等多様な主体が協働するとともに、それぞれの意見や知識、情報等を交換し、効果的な連携と役割分担等を行っていく必要があります。
流域が一つになって様々な問題に取り組むことにより、地域の風土性として培われてきた流域意識の再構築が必要です。 地域ごとに取り組んできた課題を歴史街道等、広域的なテーマでくくり、未知普請等と合わせて流域全体で気運を高め、取り組むことが必要です。